セカンド

墓標

小説/詩

風が吹いた
あなたの香りがした

花が揺れている
小首を傾げて

花びらにそっと触れる
優しさがそこに広がる

哀しかった心が少し笑った
小さなささやきが聞こえる

花が歌っている
私の為に

風がまた吹いた
それは優しく

心が
すっと凪いだ


一人思いたたずむ

ここはあなたの
滲む墓標の前


合掌
今日は祖母の法事でした

  • セカンド

    セカンド

    2017/03/16 00:04:24

    夢子様

    はたから見ても良い老人?になれるよう
    努力しようかな^^

    なんて思いました

    天国から見ているのかな?
    なんて思っています

  • 夢子

    夢子

    2017/03/15 23:36:55

    いい思い出をお持ちですね。

    わたしにはいないかな?
    わたしの曾祖母はそういう人だったらしいです。
    憧れですね。

  • セカンド

    セカンド

    2017/03/15 01:21:59

    奈柚様

    気持の奇麗な方でしたので
    花がお似合いかな

    そばに居たのかな
    そう思うとなんか嬉しい気持ちです^^

    魂って存在すのかな?
    存在して欲しい人として欲しくない人が・・・?

  • 奈柚

    奈柚

    2017/03/15 00:05:12

    亡くなった人を思い出す時は
    きっとそばに居るんだよ

    そう思わない?

    一緒に花を見てるんだよ
    きっとね

  • セカンド

    セカンド

    2017/03/12 02:19:06

    うらん様

    厳しくもあり優しくもあり
    自分を見守ってくれた祖母でした

    暖かな春の風がピッタリの方です
    思い出のページがパラパラと風にのって開きました・・・

  • ♡. うらん

    ♡.  うらん

    2017/03/12 01:13:34


    寂しさ、悲しみより
    「あなた」の匂いに包まれ
    幸せだった
    あの日が、溢れる日が訪れますよう・・・。

    合掌。