脳活日誌759号
昨日は読書会でした。
女房殿が骨折していることもあって欠席しようかと思ったが、居酒屋の予約を自分がしていることもあって強引に出かけた。参加者は4人しかいないが、好きなことを喋って、飲めば元気が出てくる。一番若い、今年60歳になる青年が大阪文学学校の4月からの教室に参加を決めましたと宣言した。前から話題にしていたことだが、いよいよ再入学をするのか、と羨ましく感じた。というのは、週1回のペースで大阪まで出かける元気がなくなってきたからである。もともと、彼とは30年ほど前に文学学校で知り合いになり、今日まで友好をたもってきたから、二人の故郷でもある。
彼の奥さんが足元にすがって、「二度目の入学で、お金もかかることですから、欠席せずに参加して下さい。」と言ったそうである。そういえば、30年前になるが、当時は大変忙しい毎日で残業の連続であった。日本経済の膨張期であった。現在のように人数を減らして、仕事量が増え、サービス残業でこき使われる状況ではなく、とにかく経済の成長期には、新規注文だけでなく、仕事が次々に増えていく時代であった。文学学校へ仕事が終わって出かけられる余裕がなかった。僕は偶に参加する彼の文章力に興味を感じて、親交をもつようになった。
再入学する現在の彼を取り巻く状況は仕事が減って、暇(ひま)でしょうがないというのである。世の中、変わったものである。それならば、仕事も早めに終われるので文学学校に顔を出せるという合理的な判断である。なんとか、念願の小説を完成してもらって、賞でも狙ってほしい。こんなことを話しながら、読書会は終わった。次回は,吉行淳之介の『暗室』を読むことにしている。前にも書いたが、本は一人で読んでいると、自分の好みに偏ってしまうから、読書会があれば、好き嫌いなしに広く対象を広げられるという利点がある。それに議論をすることによって、プラスアルファの知識も付加されるから利点が多い。教養クラブの形成を薦めるものです。
アメショ
2017/04/01 12:58:33
今は、田嶋陽子氏を、終えて、津村記久子先生を読んでいる。とても、気があう。自分じゃぁ。
身内の健康上の怪我は。異議あり。
私は、やさしい!が、怪我人が、いう事を、聞かない!。 以上だ。
みき
2017/04/01 09:26:41
ごま塩ニシンさん、おはようございます。
私も、会社にいた最後の頃はまだバブルの残光が残っていて、開発にあたって見積もりもかなりラフで通っちゃってました。
会社辞める直前に、ずいぶんシビアになったわね、って思いました。
でも、考えてもみれば、最初からきっちりステップを踏んでおけば、経営があんなに苦しくなることはなかったはず・・・ですよね(^^;)