りり、小説を書いてみる①-その4
続きです^^先回の最後のトコロから、書き出します
「地球の裏側ゎブラジルだぜ。きっと、そぅだ。実ゎね、きのう、秘密の薬をこの穴に入れておいたんだ。地面が溶けて地球に穴が開くやつだ」
僕がそぅ言うと顔をこちらに向けないで横目で疑いに満ちた顔で僕を見てこう言った。
「そんなぉ薬、おにいちゃんが持ってるわけないぢゃないの」
生意気だ。
「バカだな、おまえゎ何も知らないんだ。弘夢くんのおにいさんが、大学生で科学者なんだ。それで、秘密の薬を開発したんだよ。でも、誰にも言うなよ、国家的な秘密なんだ」
「え!弘夢ちゃんの?すごいね!」
僕の友達の弘夢くんゎ妹に絶対的な信用があって、その名前を出したとたんに妹ゎあっさり信用してしまった。
それにしても、この穴ゎいったい、どうやってできて、どうやって広がったのだろう。僕ゎなぜだか、とても気になっていた。この穴の周りをいっそ掘ってしまって底を見てみようかとも思ったけど、なんだか、それもしないほぅがいいよぅな気がした。
「おにいちゃん、ブラジルのヒトがもしかすると、あちらから穴を覗き込んでいるかもしれないゎね」
妹が真顔で穴を覗き込んで言った。僕ゎそのバカげた言動に吹き出しそうになって、唇をぎゅっと噛んでこらえた。
「そうだぞ、お前、気をつけろよ。穴の中に何か落としたら、あっちのヒトの目にぶつかってしまうからね」
僕ゎそぅ言ったあとで、笑うのを我慢しきれなくなって、一旦その場を離れようとした。
「おにいちゃん!どこ行くの?」
妹が慌てて僕のトコロへ駆け寄ってきて僕の服の裾を掴んだ。
「いや、例のあの薬のコトが心配になった。誰かに盗まれたら大変だ。ちょっと見てくるからココにいろよ」
僕ゎできるだけ強い口調でそう言いのこし、さっさと家に入った。
笑いがこみあげてきた。僕ゎ手で口を覆って笑った。
僕が家に入ってきたのを見かけたらしく母が声をかけてきた。
[おにいちゃん、レモネードを作ったんだけど、飲む?」
そぅいえば喉が渇いたな。レモネードか。僕ゎまた面白いコトを思いついた。
「おかあさん、レモネードをお庭に持って行ってふたりで飲むよ」
そう言って僕ゎキッチンに行って母の作ったレモネードをコップでゎなく計量カップに入れた。僕ゎ母に背を向けてこの行いを見られないようにした。
僕ゎ妹をまたひとつ、からかってやろぅと思ったのだ。僕ゎレモネードを持って庭に出た。妹ゎレモネードの入った計量カップを見た瞬間にフリーズしたよぅに見えた。しめしめ^^
「おにいちゃん、それ、なぁに?」
キタ~!僕ゎできるだけ真剣な顔をして計量カップを大事そうに持って妹にこう言った。
「しっ!声を出すな。コレは、例の秘密の薬だ。これゎ国家的な秘密なんだからな」
得意げにそぅ言った僕に妹ゎ顔をしかめてこう聞いた。
「それ、どぅするの?」
妹にそぅ聞かれると僕ゎ返答に困った。からかってやろぅと思ったものの、それ以上のコトゎ考えてなかった。
「それ、地面を溶かす薬なんでしょ?こんなトコロに持ってきて、もし、こぼれたりしたら大変だゎっ!」
-----------------------------------つづく-----------------------------
さて、おにいちゃんのほぅゎ、その先を考えてなかったワケだけど
りりも、その先を考えてないのであった^^
ママの作ったlemonadeゎふたりで美味しく飲んだのかしら^^
この先もりりと一緒に彼らの行方を見ててくださいね^^
にゃん♪
ムーやん
2021/12/26 09:51:04
乾いた喉にレモネード。
大好きな人に作ってもらったレモネードは、
人の心まで溶かすと言われています。
(知らんけど・・・w)
次は、どうなるのか にゃん♪
ginyu41
2017/04/03 23:58:24
おにーさんはレモネードの酸味が苦手なお子ちゃまなのでした( ^∀^)
まゆ
2017/04/03 06:34:34
お兄ちゃんって妹がいたら
こんな感じなのかしらって思いながら
読みました。私は3人姉妹だから
兄が欲しかったのよね
おにぎりん
2017/04/03 00:53:04
こんばんは。
平和的な展開になってほしい気もしますが、地面にかけたら本当に溶け出しそうだしあれこれ妄想が止まりませんw
それにしてもお兄さんは妹さんのことが好きなのではないでしょうか。
好きだからからかっているようにも思えました。