脳活日誌763号
悪貨は良貨を駆逐する。
これはグレシャムの法則と言われている。彼がイギリスの王室財務官(1519~1579)の時に貨幣の改鋳を断行したことで知られている。要するに品質の悪い貨幣と良い貨幣とが同時に流通すると、品質の良い貨幣は退蔵されて、流通から姿を消し、品質の悪い貨幣のみが生き残るという経済法則を言う。江戸の幕末において日本で流通していた一朱銀などがイギリスを中心とした貿易商人が持ち帰ったことがあった。つまり、品質の良かった日本の通貨(銀の純度高く、含有量が多かった)が持ち出されていったのである。外国商人は莫大な利ザヤを得ていた。
何も経済の話をしょうとは思はない。例え話として、悪いことをする奴は良いことをする奴を虐めたり、抑圧していることはないかといいたいのである。論理的には悪いことを企んでいる者が、正義を掲げている人々を無視して蹂躙していく傾向があると感じるからである。では、正義とは何か、悪とは何かと反論が出るだろう。ここで言いたい、悪と正義は対立するものではない。対立すれば、二者択一になり、勝ったものが正義を名乗ることになる。
この社会は多数決の論理で推進されていく。民主主義とは多数決原理であると教育され、これに慣らされている。選挙も一票の差で当落が決まる。裁判もそうである。裁判官の判決は全員一致ではない。政府の閣議もそうである。反対すれば、内閣の不一致と騒がれ、意見の合わない大臣は内閣改造の折りには外される。一票の差で悪と正義が振り分けられる。こんな原理は、果たして正当であろうか。選ぶということで流れが左右されていく。本当に、これでいいのだろうか。
アメショ
2017/04/05 09:27:08
ぶっちゃけ!。ごま塩ニシン様。
「日本会議の研究」という、新書が、売れているらしい。
知らないとは言わせない。
個人的には、全然関係ないが、あの森友学園のと政治の件だ。
で、
この際
保守党や、右翼、左翼、テロ、部落を、小学生でも、解るように、ここに、書いて欲しい。
冷静ですよ。
どーせ、生活!なにも、変わらないですから。
書物としての、案件です。宜しく。
あと、菅野氏には、はまっておる。 が、年下だ。 ある種、ホリエモンでしょ。
みき
2017/04/04 21:28:31
ごま塩ニシンさん、こんばんは。
難しい問題ですね。
選挙でも、死票が問題視されて参議院で比例代表が設けられましたけれど、それはそれで候補者を直接選べなかったり。
少数意見を尊重する、といっても、具体的にどう反映していったらいいのか?
今、将来の方向性を考え直すときなのかもしれませんね。