脳活日誌771号
生活をしている意識。
生活というのは必要な課題を能率よくこなしていくことだろう。自分の身の周りのこと、仕事ではミスなく要領よく処理していく。私的な事務管理かもしれない。ところが意識というものは重層的だから、頑張っている自分の意識を叱咤激励する意識もある。自分自身を励ます意識という意識がある。意識の中の意識である。意識というのはややこしいものなり。だから、重層的になってくる。
人には演じる面と考える面がある。この二者を上手くコントロールして生きていかなければならない。制御が出来なくなると、鬱になったりする。困難に直面して、課題を克服していこうとする自分と頑張れと自身を激励する自分がいる。激励する努力を放棄してしまうと、ハイ、それまでだ。仕事している自分と励ます自分が、どこで妥協するか、これが勝負である。
根気がない。諦めが早い。俺は、なにを慌てているのだ。こんなことを想う時がある。トイレに入っていて嫌なことが思い浮かんだり、ふっと一人になった時に過去の失策を思い出して、急に反省したりする。他人から見ると、何を考えているのだとなる。人には簡単に他人に告白できないものがある。外には自己のすべてを放出していないのである。もし、完全に投げ出せば、楽になるというよりショック死するかもしれない。目に見えない恐怖と陥穽がある。信頼できる人に99.999%を聞いてもらったとしても、分かれた瞬間に鬱積した靄が意識の中に充満してくる。生きる意識というのは無限の泉なのである。この泉が枯渇する時は死を迎えることになるだろう。生きるのは意識の中の意識に励まされて生きている。
みき
2017/04/12 21:03:36
ごま塩ニシンさん、こんばんは。
そうですね、生きていくということ。
その瞬間その瞬間で、選択しているのですよね。
私も時々、今、違う選択をしたら?、とかちらっと考えることあります。
結局は、なんとなくいい結果が出そうだから、とか、なんとなく好きだから、っていう感覚で選んでいます。
でも、この「なんとなく好き」っていうのが、実はとっても大切なことのように思えるんです。