曇り空で、今にも降り出しそうでした。風が冷たいです。予告されていたのですが、最初の相手は最近入厩したス◯◯ゴー◯◯くんでした。栗毛がキレイな騸馬で、年齢的にはベテラン。騎乗前にクッキーをあげてみました。用心深いタイプのようで一度は吐き出してしまいましたが、少しの間匂いを嗅いでやっと食べてくれました。土曜日常連のT間さんが一緒で、二騎でのレッスン。最初はラチで囲った角馬場を使っていましたが、途中から馬場を広く使って速歩。ス◯◯くん、落ち着いていました。動きもだんだん良くなって、他の馬を気にする様子もありません。扱いやすい。後退で少し手間取りましたが、それも二回目以降はできるようになってきました。頭も良さそうです。駈歩の発進もスムーズだったのですが、反動が大きくて座っていられないのが難点。乗り心地が悪いのです。「どんな馬もいいところばっかりじゃないね」とは所長の談。

　次のレッスンも人の顔ぶれは変わらず、馬だけが入れ替わって、私は信頼出来るキャス◯ー◯くんでした。今度は最初から広い馬場へ。速歩でスラロームを練習した後、駈歩の練習。キャスくんは、新顔が前にいるのを見て久しぶりにヒートアップしてしまい、コントロールできない感じになりかけたので、単騎で駈歩。駈歩でもスラローム。手前を変えずに右手前のままで蛇行しなければならず、難しくて最初失敗してしまいました。真ん中のコーンの通過は反対駈歩になるのです。そこはキャスくんを信頼して、コース取りに気をつけることで三度目にクリア。さらに難易度が上がり、最初と最後のコーンを巻き乗りするように指示が出ましたが、さすがはキャスくん、すんなりクリアしてくれました。

　所長は障害馬術の方が専門なので、あまり馬の姿勢について細かい指示はありませんでしたが、手の位置や足の位置についてはアドバイスされました。レッスン内容もコーチとは全然違いますが、これはこれで面白かったです。来週も所長レッスンかなあ。