脳活日誌798号
油断大敵、小指が痛い。
1週間ほど前の出来事。電動ポットの湯気に小指が触れて、熱ッツと感じた。直ぐに水で冷やしたが、翌日になると右手の小指の付け根の所に水ぶくれができてしまった。火傷にきくと書かれた軟膏を塗り、バンドエイドで保護していたが、なにせ皮がむけてしまったわけだから、ちょっと触れただけでも痛い。皮膚の状態も大分回復してきたが、何かに当たると痛い。火傷をしてみて、小指というものは、何かによく当たる確率が高いということが分かった。
ポットの警告文を読むと、「やけどの恐れあり。蒸気口に手を触れないでください」と書いてある。小生は警告通りのヘマをやってしまった。温度表示が100度になっておれば、注意が必要である。何も不注意で失策をしたわけではない。偶然に腕が伸びて、指が触れただけの被害であった。事故というものは、無意識の油断から発生してしまう。山や川での遭難、不始末による火災など油断から起こって来る。意図的に気を緩めている訳でもないのに、ちょとした油断から事故は起こる。
小指を痛く感じる度に、伊東ゆかりの「小指の想い出」(作詞・有馬三恵子、作曲・鈴木淳)を思い浮かべて、一人笑いしている。この曲は昭和42年にヒットした歌である。1967年といえば、革新系候補の美濃部亮吉氏が東京都知事に当選した年である。今思えば、隔世の感がある。時代がどのようにして、今日のようになってしまったのであろうか。世の中は気まぐれで変遷していくのであろうか。一定の法則があって流れていくのであろうか。有権者の意識が変わってきたのだろうか。革新という言葉のウネリがあった時代を思い出した。遠い昔になった。
みき
2017/05/09 20:28:36
ごま塩ニシンさん、こんばんは。
わわ、大変でしたね。
お大事になさってください。
1日も早く、よくなりますように・・・
そうですね、事故って、誰も起こそうと思って起こるものではないですよね。
もちろん原因はあるんですけれど、不幸な偶然が重なって、ということが多いと思います。
ですから、慣れた手順、いつもの作業というのが、実は怖いんですよね。