もえーん

女性理事

日記

ソフトボールじゃなくて、高野連に。

去年、女性マネージャーは甲子園で練習に参加しちゃ駄目とかで物議をかもして、別件ですがオリンピックの会場の女性会員のこととか、まあ毎度のことながらの話です。

なので、あーまた「じゃ女性を入れといたからいいでしょ」的な、いいかげんな話かなと思っていました。

今日の新聞で、選出された2名の女性理事の一人が紹介されてました。寺田千代乃さん。アート引越センター(アートコーポレーション)の社長。

私はビジネスマンとして彼女はいいかな思ってますし、野球は門外漢だけれど好きみたいですし、剣道は長いみたいです。本社に道場を作って、地域の剣道場としても使っているらしいです。いいんじゃないですかね。ただ、実際にどこまで発言権というか影響力を出せるかは不明ですけどね。誰が就任しようが、高野連がどう使う気なのか次第ですから。

高野連が古く閉鎖的で独善的だというのはよく聞く話だし、まあ古くからあるこの手の団体というのは、そういうものです。職業がら、比較的高齢なオジサン、お爺さんと色々と話す機会が多かったのですが、まあ彼らの自己肯定意識、自分が間違えているわけがない、というスタンスの強い人は本当に多いので、なかなか厄介だなとは思います。

とはいえ。
じゃあ閉鎖的なことはそんなに悪いのかというと、実は必ずしもそうは思っていません。閉鎖的であったり、偏っていたりするものも、そこにある程度の品位やスタイル、きちんとしたポリシーや概念があるのなら、それはそれで一つの文化だと私は思うので。現代において女性が関与できないなんて!とか、差別だ!とかいう話はあるのですが、そこに筋の通ったポリシーがあるのなら、それは差別とかそういうこととは別のレイヤーで捉える必要があるかもしれません。何事も切り口の取り方によって、その解釈は変わらないと。

ただし、くどいようですが、例えば閉鎖的である側に、きちんと自らが閉鎖的であることの自覚と、それが他の切り口から見た時にどう見えるのかという客観性と、それゆえに最低限の柔軟性を持ちつつも、それでも根本は変えないという意志と理屈がキチンと備わっていなければ、ただの偏屈ジジイの戯言になってしまいますけどね。筋の通った物事というのは、本質は変えずとも枝葉は柔軟に伸ばせるものです。柔軟性に欠けるのは、大概は根幹がいい加減だからなのです、仕事でも何でも。

  • ・とんとん・

    ・とんとん・

    2017/05/18 13:45:36

    そう。閉鎖的であったって、それが文化だというならそれでいい。
    相撲の土俵に女性があがれないという事などはいいと思っています。

    でもねえ・・・高野連の女子マネや女子選手への考え方って
    納得できないのよねえ・・・・

    >柔軟性に欠けるのは、大概は根幹がいい加減だからなのです、仕事でも何でも。

    うん!よいことをおっしゃるっ!!

    柔軟な対応が出来ないのは、自分に自信がなく虚勢を張っている人。
    自信がないのは「確固たるもの」が無いから!