セカンド

あの時の海

小説/詩

海を見ている
一人で

日が沈んでいく
波が揺らいでいる

波を見ている
一人で

潮風がやさしく吹く
初夏の香りを乗せて


海を見ていた
二人で

息が白かった
遠くまで流れて行った

海も白かった
波も風も白かった

二人で見ていた
ずっとみていた

手を繋いで
無言で


海を見ている
今一人で

あの時の海は波は風は
そうだったんだ

あなたを沈め
あなたをさらい

そして
あなたを消したのだ


赤く染まった景色が滲む時
手の届かない海の果に日が沈んでいく

海は暗く消え去り
波は音だけとなり

風だけが冷たく
わたしに触れていた


海っていろんな思い出がある
「思い出その1」かな

ちょっと暗っぽいので
次は明るく・・・^^



  • セカンド

    セカンド

    2017/05/30 00:04:55

    えのころぐさ様

    海は広いな大きいな^~♪

    山は山なりに
    海は海なりに良い所がありますね

    自然&食べ物^^

    海のすぐそばに住んでいたことがあります
    窓を開けると大島に利島が見えます

    凪いだ海の爽やかな潮風
    荒れ狂った海の波の地響き

    海の顔はどっちなのか
    自然はやさしく且つ恐ろしいものです

    山の麓にも住んだことがあります
    窓を開けると富士山がドカンと見えました

    冬は真っ白く輝き
    夏は山小屋の灯りが星のように点々と見えました

    海も山も良いな
    どっちもね・・・


  • えのころぐさ

    えのころぐさ

    2017/05/29 22:19:02

    山育ちの私は、海は若干落ち着きません。
    でも誰かと一緒なら、ずっと眺めていられるかな。(*^-^*)