ごま塩ニシン

脳活日誌823号

日記

   紫陽花の季節になった。
 我家の庭のアジサイが開花した。一番高いところは約2メートルの高さで咲いている。ガクが花弁状に開いているのが、アジサイの花といわれる。庭の日当たりが悪いのでアジサイが太陽の光を求めて上へ上へと延びていく。下から見上げるように咲いているので観察しやすい。一方、梅の実は大きくなってきた。先だっての風雨の強い日、梅の実が5つ落下したが、木の下に網を張って、下で受け止めるようにしている。また、玄関前のゴウヤとプチトマトは順調に育っている。これからもっと暑くなって収穫する日が楽しみである。

 昨日は図書館へ行った。今月の読書会のテキストが檀一雄『花筐』(はなかたみ)なので借りてきた。初期の短編集を集めた本である。6月は随筆誌へ原稿を送らないといけない。まだ、何を書くかテーマが決まっていない。何か煌くものがあると直ぐに書けるのだが、今のところ、まだ決まっていない。ニコッとのブログを書く時もそうであるが、テーマが決まらなくても、課題を付けて書き始めると、途中で投げ出さずに書けていく。書きながら、考えながら粘り強く頑張るしかない。文章のよし悪しは別にして、文書は噛り付いておれば、何とか形が出来上がっていくものである。

 思考には、粘り強さが不可欠である。粘っておれば、活路が開けてくる。こまめに辞書を引くことが必要である。辞書で背中を押されることもある。また、時間を置くことも大切である。今日が駄目なら明日考えればいい。時間をおいて考え続けていると視野が開けてくる。どうしても書き続けることができなくなれば、破棄するつもりで書き出しを変更するだけで文章の流れがよくなってくることもある。

  • みき

    みき

    2017/06/05 21:59:13

    ごま塩ニシンさん、こんばんは。

    私のお家の紫陽花は、まだ蕾も見えません。
    通勤途上のお家の紫陽花は、もうきれいに色づいているものも多いです。
    日当りもあるとは思いますけれど・・・

    思考って不思議なものです。
    もう少しでいい案が思いつきそう、って思っても、結局ダメだったり。
    でも、ある日突然名案が思いついたり。

    どこか、頭の片隅にその問題をいつも置いておくことが重要なのかもしれないです。