さあ、新しい開発計画の作成です。
海に面した7000坪ですが、
まず不法投棄されたゴミの山を、片付けなければなりません。
込み合った樹木は、地元の炭焼き業者が無料で伐採してくれるようですが、
その林道をつけるために、場所の特定をしなければならず・・・
つまり、あの山へ入るのかあ。

いえ、うちのすぐ隣なんですけどね、
「山へ入る」と思っただけで、
肉体労働…が連想されてため息が出ます。

テレビで「ライザップ」とかトレーニングジムのCMを見るたびに、
「うちの山で働けよ」と思います。
あの傾斜面に立つだけで、体幹は鍛えられ、
木につかまって渡り歩くと、
上腕二等筋だって、ムキムキですよ。
閉じ込められた室内じゃなく、
青い空、青い海を眺めながらの筋トレです。

うーん、そうか。
本格的に「社会的連帯経済」ってやつを練ってみますか。
そうは言っても、うちはあくまでも株式会社、
資本主義に則って会社は経営されておりますので、
ここんとこは、日本政府肝いりの、
「特別非営利活動団体」（NPO法人）を使うのが妥当でしょう。
よし「海浜清掃」とか「環境保全」で行くか。
不法投棄された廃材のめどはついたとして・・・

7000坪の有効利用の方法です。
人手がかかるキャンプ場や施設を作っての管理業務は面倒です。
自然に任せて、放っておける業務が良いなあ。
オリーブを栽培する。
炭を焼く（備長炭が作れます）
あ！それイイな、炭焼きだあ。
ウバメガシを伐採した後に、オリーブを植えていけばいいんだから。
ふうん(^^♪

なるほどね。

そんなこんなを考えながら、
美しい朝が、目の前に広がっています。
北寄りの風、瀬戸内海国立公園内の事務所から、
今日も、一日が始まります。