ブルカニロ博士とクラムボンと2001年
ニコとはまるで関係ない話です(^-^;;
>06/29~07/05
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>星にまつわる本についてブログを書いてみよう♪
このお題の皆さんのブログをざっと見ていたら(本文までは読んでいませんがw)
星にまつわる本がいろいろ出てきて面白かったです(^ー^)
いちばん多そうだったのは「星の王子」さまかな。
SF作家の「星新一」さんの名前も意外に多く出てきたりw
あと多かったのは「銀河鉄道の夜」。
銀河鉄道の夜、我が家にもありまして
いちばん好きな場面が、ブルカニロ博士が出てくるところなんですよね。
ひどく悲しむジョバンニに声をかけ、不思議な話をし、勇気づけてくれた博士。
でも実は、作者である宮沢賢治さん本人が認めている最終稿では
ブルカニロ博士は、ばっさりカットされちゃったみたいなんです。
消えた、というよりは、最初からいなかったことに。
そのことを知ったときには、かなりショックを受けました::
銀河鉄道の夜は、何度も何度も書き直されたらしいので
きっと、宮沢賢治さんが何度も何度も読み返して
最終的に、やっぱり博士は、この作品の中では余分な存在だと判断したんでしょうね。残念ながら。
ブルカニロ博士が出てくる版と、出てこない版の比較は、こちらのサイトに。
青空文庫:「銀河鉄道の夜」比較
http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/gingatetsudo_difference
私の手元にある本は、新潮文庫「銀河鉄道の夜」S36.7.30発行 S61.5.30 63版で
上記サイト左の角川文庫のほうに近いですが、まったく同じでもないです。
そういえば、宮沢賢治さんの「やまなし」という作品(二匹の蟹の兄弟が出てくる話)の
【クラムボン】とは何なのか、なんとも謎なのですが
もしかしたら、初稿ではクラムボンについてもっと分かりやすく書かれていたのに
作者自身が、その部分を余計なものとして、ざっくりカットしちゃったのかも?
まあ、よくわかんないからこそ
小学校の国語の題材として、よく登場するんでしょうけどねw
すっきり答えが分かるのが好きな理系人間としては、アレはなんともはがゆい(^_^;
あと、宮沢賢治さんとはまるで関係ないのですが、
わけわかんない作品の代表(と個人的に思っている)といえば
「2001年宇宙の旅」という映画。
内容の解説は省略しますが、名作と迷作のどちらでもある忘れられない映画ですw
あの映画がよく分からないのには、ちゃんとした理由があるらしく
Wikipediaの2001年宇宙の旅のページには、こんなことが。
>HAL 9000の反乱の要因やラストの展開も、小説版は論理的に説明づけられて
>いるのに対し、映画版は謎めいた展開となっている。これは当初、映画冒頭に
>科学者らが人類の進化など作中の話題に関して語るインタビュー映像が予定され、
>また全編にわたってストーリーを解説するナレーションを入れる予定で
>あったものが、過剰な説明が映画からマジックを奪うことを恐れた
>キューブリックが、インタビューもナレーションもすべて削除してしまった
>ため、何の説明もない映像が映画全編にわたり続くことになったからである。
引用:
https://ja.wikipedia.org/wiki/2001%E5%B9%B4%E5%AE%87%E5%AE%99%E3%81%AE%E6%97%85
2001年宇宙の旅の小説のほうも、だいぶ前に一応読んだけれど
小説と映画はかなり違うものらしいから、
小説を読んだからといって、映画をちゃんと理解できたことにはならないんすよね(^^;
ナレーションがあるバージョンの2001年宇宙の旅を見てみたかった~w
あいうえお
2017/07/03 17:22:50
>周平さん
作品としてリリースされると~はたしかに(^ー^)
執筆中は作者個人の所有物でも、
いったん世に出れば、人類共通の作品となって、読んだ人の心の中で成熟していく
~ってのはちょっと話が膨らみすぎかなww
三人寄れば文殊の知恵ともいうけど、
こういう創作物は、必ず、たった一人の頭の中からしか生まれないのは不思議でして(´ー`)
やっぱ宮沢賢治の作品はとらえにくいものが多いすよね(^^;
意図的にそうしているのか、詩のように余分なものを取り去ったらそうなったのか
宮沢賢治が書く文章が基本的に不完全なのかは分かりませんがw
まあでもそこが、答えが分かると興味を失う人間の性質をうまく突いているのかなw
原作や第一作のほうが好きだと、映画化された作品や二作以降に不満が出ますよね(^^;
作る側には作る側の、何か前とは変えないと~という苦労があるんでしょうけどね(^_^;
個人的には、ほぼ何でもオリジナルや第一作が好きです^^
ゲームのナンバリング作品ではそうでもないのもあるけどw
あいうえお
2017/07/03 17:11:14
>メルモさん
やっぱ日本で星にまつわる本といえば、銀河鉄道の夜がいちばんメジャーかもすね(´∀`)
私は銀河鉄道の夜よりも銀河鉄道999のほうを先に知ったけど(^^ゞ
お父さんは最後まで登場しないけど、
お父さんがラッコを密漁して捕まったというのはただの噂で、もうすぐ帰ってくるらしい
とカムパネルラのお父さんから聞いた、いうことになっていました(^ー^)
初期の頃のバージョンでは、捕まったことになっていたみたいすけどね(^^;;
光が進む速さが有限だから、見えている星でも実際には存在しないと
頭では分かっても、感覚的に納得できないすよね(^^;
遠い宇宙のこととか量子テレポーテーションとか、感覚とは相いれないことがいっぱいです~w
あいうえお
2017/07/03 17:01:35
>アイスさん
私も小学生の頃~中学、いや高校くらいまではほとんど漫画しか読まなかったす(^^;
そして本を読むようになっても漫画はそのままだったなあww
読書感想文は私もnすごく苦手でした~書くこと何も思いつかなくて。
大人になってからようやく、読書感想文は感想を書くわけではなく
ブログのコメントみたいに、読んで思いついたことを
適当?に書けばいいって気が付いたんすけどね(^_^ゞ
周平
2017/07/03 00:14:35
作品としてリリースされると、あとは作者の思いとは別の方向に転がっていく、
ということではないか、と愚考いたします^^
それだけ、原作が魅力的で、多くの人間の創造力を掻き立てるのですね(^^♪
でも宮沢賢治の作品は、かなりとらえにくく、読んでいても?という気になることがしばしば~~
2001年~にしても、猿の惑星(原作はピエール・ブール)にしても、ターミネーターにしても
オリジナルや第一作とは違った展開を見せてくるので、嬉しいような、戸惑うような気分です。。。
メルモ
2017/07/01 20:52:02
星にまつわる本では~やっぱり「銀河鉄道の夜」が
1番に浮かぶかも知れませんねぇ❤
孤独なジョバンニが銀河鉄道に乗って旅を通じて
いろんな経験をし人を幸せに導く印象が❤
最後は・・・お父さんに会えたんだっけな?思い出せないw
今・・・地球から見えてる★は
存在しない、もしくは滅びかけてるって言われるけども
理論ではわかっても信じがたいメルモでした(*◕‿◠*)з
アイス
2017/07/01 19:26:11
うちは本を読む記憶が・・・あ・・・ないかも><
小学生の時から漫画しか読んでなかったです^^
だから夏休みの宿題に、よくある読書感想文は1番嫌いでした><
長い文章を読んでると眠くなってしまいます♪
本を読む癖を小さい頃から身に着けてないとダメなようです( ;∀;)