脳活日誌936号
収集車が遅れる。
雨だから仕方がない。何時もより、1時間超の遅れで生ごみの収集車が来た。作業する人は傘もささず、大変な労働である。生ごみを車に入れ、走って次の場所に移動していく。スタミナと体力のいる作業である。私なら腰と膝を痛めて、即刻にリタイア―するだろう。体力が続かない。全国どこの都市でも行われている収集作業、本当に感謝するしかない。日本だけでなく地球上の都市で収集作業が実施されている。都市という大消費地の抱える大問題である。生ゴミだけならば、たい肥にもできるだろうが、プラスチックゴミとなると簡単には処分できない。燃やせばダイオキシンなど大気汚染の問題が生じる。
この間の報道で川や海に放置されたプラスチックのゴミをカタクチイワシなどが食べているというニュースに驚いた。プラをバクテリアがつつき、あるいはイワシ科の魚が食べて、それを人間が食べて、次々連鎖で人間の体内に保存されて、病気の原因になったりすると大変である。まあ、相当量を食べないと問題が起こってこないが、それでも魚の内臓部分は取り除いて食べるようにしている。実はカルシュウムを摂取するためにカタクチイワシを朝、かじっている。その際、頭と魚の黒くなった内臓部分を指先で取り除いている。完全に除去することはできなくても、そこは気分の問題である。多少の安心感をえればいいわけである。
害があると言えば、全ての摂取物は採り過ぎると何らかの害が出てくる。甘いものでも、取り過ぎれば、糖尿になる。酒も飲み過ぎれば、肝臓や腎臓がやられる。タバコはいいところなしの害ばかり。取り過ぎるなという物質もあれば、とらなくてはならない栄養素がある。ビタミンB1などの必須栄養素、カルシュウム、食物繊維などである。栄養不足からくる病気もある。偏った食事をしていると過多と摂取不足とのバランスが不均衡になるから、日頃の食事に配慮が必要である。食事は予防医学みたいなものである。予防と言えば、検査ばかりになるが、予防の前の予防と言えば、考えた食事だろう。食事を軽んじてはならない。食事が体力を作り、骨を作り、頭を活性化させてくれる。食こそ生命の王道なり。信長、秀吉、家康の三傑の食事学を研究して欲しい。この本があれば、人気を博すだろう。