東芝従業員が次々、退職
原発事業でコケた東芝が近々、粉飾決算で上場廃止か? という噂も飛び交う昨今、
東芝から若手が退職、転職しているという。
こういう時、技術力がある人は他社でも活躍できるからと、先行きが危ない東芝を辞めて他所に行こうという人々が多数いるようだ。
債務超過の会社は上場廃止という決まりがあるらしい。
それで東芝は何とか債務超過を解消しようと帳簿を誤魔化していたが、監査法人が同意しないので監査報告がノビノビになっていた。
監査報告を一ヶ月先延ばし、という事を何度も繰り返し行なっていたのだが、8月に有価証券報告書が提出できたものの
その書類の内容が、また問題になっており原発関連の巨額損失が計上されていない疑惑が浮上した。
そうすると再び債務超過疑惑になり最後は上場廃止で東芝株の取引がしにくくなるからと投げ売りになり、東芝の経営はさらに悪化する訳だ。
こういったゴタゴタに嫌気が差した若手社員が次々、他社に逃げていくのだから まぁそれは当然か。
東芝は度々リストラを断行してきたが、その度に社員達は
「なんだよ、会社って社員の首切りしか考えてないのか」
と不平が渦巻いていた訳だが、そんな会社の経営が傾いて上場廃止、倒産か?
などと騒ぎ出したら もう会社に居てもこっちの身が危なくなるだけだから退職するのは当然だろう。
昔、ヴァカな経営者が「リストラすれば儲けが増える」と聞いて、リストラするからと希望退職者を募った。
すると若手社員などが「何だよ、この会社危ないのか?あーそれじゃ、さっさと逃げ出そう」
などと言いながら、続々と若手や女子社員が退職し会社に残ったのは管理職などの会社が辞めて欲しい人材ばかりとなった。
実はこの社長、リストラの条件を「40歳以上」などと決めなかった関係で会社に残って欲しい人材から我先に退職したのだから堪らない。
他社は「~電気の優秀な社員が来てくれたので業績が上がった」と喜んでいたそうだがリストラした会社は主力社員が居なくなって大弱り。
この時、退職する社員が引き継ぎを行う事が多かったわけだが、若手社員が年上社員に仕事を引き継ぎ、年上社員がさらに年配の社員に仕事を引き継ぐという異常事態が発生していた。
本来なら年寄りが若手に仕事を引き継ぐのに、若手が年配に仕事を引き継いでいたのだから会社経営が上手くいくはずがない。
こうして会社の社員は年寄りばっかりになり困った社長は若手社員の求人を出す羽目になった。
東芝は労働者の再配置だと言いながら兵庫勤務の人間を東北の工場に飛ばしたりと嫌がらせのような配置転換を強行していたが、そもそも経営者が原子力関連に経営をシフトしなければ、ここまで死に体になる事もなかっただろうに。
全ては菅直人の功績なのだろうなぁ。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/171002/bsb1710020900004-n1.htm
妖刀 さゆき
2017/10/06 16:16:49
クリーンルームがあるなんて洒落た会社ですね。
最先端の電子機器が作れそう。
logan
2017/10/06 12:27:25
世を忍ぶ仮のT芝季節工時代に知り合った連中は、四日市市の工場に飛ばされた挙句のこの展開。
そして大分工場は別看板をかけて稼働中。http://www.jsemicon.co.jp/company/history.htm