セカンド

Careful. I cry easily.

小説/詩

『雨が降っている
私は素足でその中を歩いている

傘なんて要らない
今日の雨は私の心なんだから』


桜の咲く
春の柔らかな日差しも良い

その暖かさ
やさしさに私は泣いた

強靭な頼りがいのある
夏の燃えたぎる日差しも好き

その暑さ
たくましさに私は泣いた



秋の風が流れてきた

透明な陽光が窓から射している
涼しさが肌にそっと触れた

わたしが秋ですよ
そう言い放った

お別れの時には
街を紅く染めて差し上げますね

もう一度風が吹いた
これが秋の香りなんだ

私は窓を一杯に開けて
広がる青い空を眺めた


昨日の雨は
嘘のように上がっていた



またポッと浮かびました
たまにはタイトルに横文字もいいかなって^^

  • セカンド

    セカンド

    2017/10/06 00:52:41

    えのころぐさ様

    人間は自然の中で生まれ生きている
    だから人間はもともと自然の子なんだと思う

    夏は暑さ冬は寒さに何かを感じるのは
    当然な事なのかも知れません^^

    しかし、最近は寒いですね
    ホント風邪ひかないようにしましょう!

  • えのころぐさ

    えのころぐさ

    2017/10/05 21:08:41

    セカンドさんの自然や四季への愛が溢れてますね。(*^^*)

  • 吉春

    吉春

    2017/10/04 12:12:00

    お邪魔します
    今日はお休みの、猫目笑跡です。

    あてもなく こぬか雨降る しゅうかいどう
       このみのはての 春や来るらむ

    咲く花は、降り注ぐ優しさに泣きぬれ

    行く夏は、照り付けてこれを泣かせた

    そして今、ガラスをすり抜けて届いた

    ささやいた、私よ、わかる?

    わからない、なら教えてあげる

    黄昏に 別れをおもひ かりの行く
       きみの残した 紅葉のかほり


    私は窓を一杯に開けて
    広がる青い空を眺めた

    昨日の雨は
    嘘のように上がっていた


    綴られた言の葉を学んでおります。
    意をくみ取り、自分の言葉で話す。
    これは伝言ゲームのようなものです。
    似たようなものに、連歌があると聞きます。
    こっちの方が、本家なのでしょうねきっと。
    ルールは伝言ゲームとは違うようですが、
    武士の心を探るものとして、興味あります。

    朝から長文にて、失礼つかまつりました。