セカンド

秋の雨の中で

小説/詩

夜が昼を食べてしまった
そんな今

砕け散った愛の欠片が
かすかな光を反射している

わずかな光を
少しでも取り込もうと

寂しげに
小さな息をしている

雨音が聞こえる
強く激しく

でもそれは別れの言葉を
打ち消してはくれない

さよならの一言は
滲んでも心から消えてはくれないから

私は歩き出す
雨の中へ

もう息をするのを止めてしまった
幾ばくかの欠片を振り返る事もせずに


ぽっと浮かんだんですけど
ちょっと暗いですね

心は
ハッピーなんですけど

  • セカンド

    セカンド

    2017/10/29 02:12:48

    奈柚様

    そうか

    ハッピー度を調整するために
    アンハッピーな事を書く

    でプラス、マイナス=0になる
    なんて感じ!

    別れの言葉一つでは
    瞬時には諦めはつかないかも

    そうは言っても仕方がありません
    スパッと諦めてしまう私です

  • 奈柚

    奈柚

    2017/10/29 01:00:00

    ハッピーな時ほど
    こういうのを書けるんですよ
    本当にツラい時は書けないですよね

    別れたくないのに
    別れるしかなかった
    だから 思い出さえも慰めにならず
    傷は深まるばかり
    抜け出したいのに
    本当に抜け出したら
    楽になれるの かな…?