うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

どちらもありかな。

映画

「映画は映画館でみるものです」

と、尊敬する人がいった。
とおい昔だ。
その意味はわかるような気がした。
たとえば、映画を映画館という空間で集中してみること。
映画館独特の臨場感のようなものがある。
それに、年々気づいたことだけれど、映画館にゆくというだけでも
その映画をみるためにかける想いがあるような気がする。

けれども、それもとおい昔。
いまはレンタルでいい。
気が楽。第一、お金がない。
いや、それは二の次か。
ほんとうに好きなら、なんとかしてお金だすもの。
ま、とにかく、ひとりで、比較的大きな画面で。
台詞がきになったら、まきもどす。
それはそれで、なれれば、貴重な時間だ。
そのうち、ネット配信とかも、利用するんだろうか。
ネット配信だと、今の段階だと、パソコンでしかみれないから
利用してないんだけど。
けど、レンタルも、めったにしなくなった。
なんだか、映画をみることからずいぶんはなれてしまった気がする。