セカンド

流れ去る

小説/詩

紅に燃える山々に
白い霧が立ち込めている

それは紅い海に白い花々の絨毯を
しっとりと敷き詰めたようだ


雲よりも高く風よりも強く
思いを馳せ

何かを求めて
秋の空の下を一人さ迷い歩く

それでも何も起こらない何も残らない
この現実は何なんだろう

それでも私は
歩き続けなければいけないのだろうか


足元の河には幾重もの色付いた葉が
川面を紅に染めながら流れていく

私の落とした今を取り込み
想いと共に下流へと流れ去っていく


ちょっとイメージを漢文調?的にしてみました
ん~、フィットしないかも?

  • セカンド

    セカンド

    2017/11/15 20:05:29

    奈柚様

    うん
    自分はどこに居るのかってたま~に思うよね

    昨日落ち葉を踏みしめられる場所に行った
    本当に黄色の絨毯

    サクサク音もした^^
    それが川の流れの音と同化して・・・

    秋だって感じた???


    £ゆうな様

    今・・・
    今って考える

    思い出となって戻って来るのか
    同じく良い方向に繰り返すのか

    でも先に進まないとね
    じっとしていては戻ってこない

    そう思います^^
    頑張ろう!

  • £ゆうな

    £ゆうな

    2017/11/15 18:45:37

    私の落とした今は
    いずれ大海に流れ着き
    雨をもって
    優しく私に戻って来るのだろう

    循環

  • 奈柚

    奈柚

    2017/11/15 15:52:53

    ちょっと肌寒い日に
    サクサクと落ち葉を踏みしめながら
    川を覗くと

    この川の流れは同じ流れにあらず

    とか思い出して
    僕らはどこへ行こうとして
    現実にどこに来てしまったのだろう?
    と哲学的に考えたりして

    ブルッときたので自分の腕を抱き締めた