もう１年も前になりますかねえ～♪
引きこもりのケースケ君が、うちに来て、
３日ほどでネを上げて、家に逃げ帰ったという事件。

今日、久しぶりにケースケ君が、ご両親と一緒に来てくれました。
ケースケ君に、ヤマピーを紹介して、
ヤマピーに、「うちで働いていたケースケ君」というと、
ケースケ君、
「いや、その節は、ご迷惑をかけて本当に申し訳ありませんっ！！！」
いえいえ、まあ、よくそこまで大人になったこと。

ケースケ君は、相変わらずの引きこもりですが、
こうして時々、顔を見せてくれます。
たえちゃんも、喫茶店の切り盛りに忙しいようですが、
皆さん、良好な関係を保たせてくださいます。
ありがたい話です。

先日、寿退職をしたママちゃんとも、いい関係で、
ほんとうに、うちで働いてくださった皆さん（一人を除いて）
良いご縁を頂きました。
ありがとうございます。

特に、今、ヤマピーは、目覚ましい進歩を遂げています。
まだ、腹から笑うことはできませんが、
なにかにつけ、話し合うことが増え、
意味ありげにニヤニヤ笑ったり、
一緒に時間を過ごすことが多くなっています。

鈴ちゃんも、ヤマピーに、
入らなくなった「お気に入りの服」を上げたり、
アレコレ日用品を、選んだりしています。
わたしも、ついつい世話を焼いて、
彼がよその仕事で外出するときでも、弁当を持たせたりしてしまいます。
（メシハラと呼ばれています）

従業員の皆さんの、わたしたちに寄せてくださる思いは、
唯一、うちのかまの飯を食った人で、
手ひどいやめ方をしたPさんの傷を、癒してくれるのです。
ありがたいことです。
傷を負わせる人もいれば、こうして癒してくれる人もいる、
ほんとうにありがたいことです。

Pさんのことを知っている人も多いので、
「まだ言うか」と思われるかもしれませんが、
それは、それは酷かったんですよ、
おいそれと忘れられるものではありません。
鈴ちゃんの手術が目前の土壇場になって、
自分の目論見が達成（お父さんの生活保護）したら、
さっさと帰ってしまわれた・・・
うちのお客様に、内緒で、モノを売ってたり、
遅刻も当たり前のことでした。

それに、ヤギや犬が、なつかなかったなあ。

世の中には、あんな人もいるんだ。
ニコタで知り合っていたから、
「友申」だったから安心だなんて、思っていたわたしがバカでした。
SNSでの知り合いを、鵜呑みにしてはいけないんですね、
当たり前のことだけど、
Pさんのことは高い授業料になりました。
（おそらく、皆さんが想像する以上に）
あんな失敗は、彼一人で終わりたい。
もう２度と、SNSの「ともだち」で、偽物を作りたくない。

こんな気持ち、他の人には味わってもらいたくないので、
ニコタ事務局も口を酸っぱくして言っていますが、
「金品のおねだり禁止」
安易に、ケータイ番号とか交換してはいけませんよ。
友達は大切に。
それに、従業員は家族です。
うちでは「家族以上に大切に」しているつもりです。
裏切られるのは、自分が悪い、
裏切るような人を、自分が招き入れたからです。

Pさんには、多くのことを学ばせてもらいました。
そう思えば、あの大枚は安いものですか？
え？それなのに「安い賃金だった！」って、
どの口がそんなこと言うのでしょう。
Pさんは、今までの全従業員の給料より、
はるかに上をいく額を、せしめて行ったのです。
大ウソつきのペテン師です。

それを見抜けなかった、大バカ者がわたしです。

ケースケ君、
たえちゃん、
ママちゃん、
ヤマピー、
みんな、ありがとうございます。
みんなの支えを、ほんとうにありがたく思っています。
ありがとう。