セカンド

萌木色

小説/詩

枯葉の香りがする
そんな黄色い落ち葉の道が続いている

雨に濡れ光っている
踏みしめると秋の音がかすかに聞こえる

木々のかすかな揺らぎ
枝々のかすかなざわめき

泣いているのだろうか
あなたは

そんな静かなうめきを
眼下の沢の流れが消し去っていく

止まり落ちた全ての音たちが
打たれ勢い流れ去っていく

抱きしめてもいいですか
あなたを

夏ははるか遠くにあり
秋は冬と同化していく

過ぎ去った過去が
冷たい気の中に沈み込んで行く

私の温かな心を
少しでもあなたに捧げ続けたい

柔らかな新芽が
そっと顔を覗かせるまで

黄緑色に萌える
あの春が訪れるまで



寒くなんかないぞ~♪
寒くなんかないぞ~♪

春を取り戻せ!
でも花粉が・・・

気持だけでも暖かくいきましょう(*^^)v


#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2017/11/25 09:56:54

    奈柚様

    「流れ」ですか
    自分ではよくわかりません

    ぽっと出てきた言葉を
    文字にしているだけですから

    でも何かあるのでしょうね
    心の中の物が外に出て来るのですからね

    昔から読んでくれているお友達が感じていることが
    多分正しいのだと思います

    季節の移り変わりの時期って
    なんか敏感になります

    それによって感情も敏感に何かを察知しているのかも
    それが流れに便乗しているのかな?

    そもそも詩を読んでくれる人がほとんどいないので
    感想はありがたいです^^

  • 奈柚

    奈柚

    2017/11/25 01:25:27

    最近のセカンドさんの詩には
    「流れ」っていうテーマがあるように感じます
    なんとなくね

    流れ清められた後に大事な物が残った
    そんな感じ

  • セカンド

    セカンド

    2017/11/24 02:18:43

    粋生夢詩様

    人の温もりは暖かい
    心の熱伝導率はいかほどなものなのでしょう

    不調続き
    治ります様に!

  • 粋生夢詩

    粋生夢詩

    2017/11/23 19:54:31

    濡れ落ち葉を踏みしめながら
    木枯らしの吹く並木道を歩くと寂しい気持ちになりますね。
    この寒さをしのぐために、温もりを分け合う人が恋しい。
    身体も不調続きで、本も読めやしない・・・。

  • セカンド

    セカンド

    2017/11/23 01:50:10

    えのころぐさ様

    ホント最近寒いですよね
    とは言っても季節柄仕方がないのかも

    せっかく訪れる冬さんには申し訳ないですけど
    やっぱり春が良い

    冬の夜空は星が一番キレイに見れるけど
    真っ白な雪を見る事が出来るけど

    暖かな春の方が良いかな
    人の心もきっと同じなのかも・・・

    かといって冬さんが嫌いな訳ではないのですよ
    誤解をしないで下さいね^^



  • えのころぐさ

    えのころぐさ

    2017/11/23 01:22:32

    冬になったばかりなのに、春が恋しいですね。
    「本当はちょっと弱ってます。」って、つい本音をこぼしてしまいそう。
    心を包んでくれる暖かくなる詩ですね。(*^^*)