相手のこと
最近目にしたピーター・シンガーの一節です。
倫理的思考のもっとも基礎的なレベルでは、
私は友人の利益と同様、敵の利益も考慮しなければならないし、
家族と同様に赤の他人の利益も考慮にいれなければならない。
何やら難しいコトを言っているようですが
要するに、相手も私たちと同じ人間で、
それぞれ固有の要求があって同然だから
それも考えのうちに入れる必要がある、ということですね。
隣国との関係が芳しくない今日ですが
事情はさておき、「お互い何ら変わりない人間どうし」
という前提から出発すれば、
大それた惨事には至らないはずだと思うのです。
おおかみ
2017/11/23 22:51:51
そうですね。嫌われていたら受け入れるのは難しいです。
国家間の問題に話を広げてしまいましたが
たとえば私は隣国のパン屋さんの主人を憎んではいませんし、
それは相手も同じだろうと思います。
私たちは互いに個人としての相手のことを何も知りませんからね。
ですから互いの「憎しみ」が国家という枠組みによって
もたらされていることを自覚し
人間関係という、もっとも基本的な関わりに還元することで
冷静な判断と、相手の心を理解しようとする契機が得られるのではないかと考えています。
--ハル--
2017/11/23 22:41:11
うーん、難しいですね…。
自分は相手が自分の事を好きになってくれれば受け入れます。
でも、嫌われているのに受け入れようって気にはなれないんですよ。
友好的な関係を築くには我慢も大切なのかも知れませんが…。
もっと寛容にならないといけないですね^^;