ウイルス戦争 神は死んだ

妖刀 さゆき

merchu(メルチュ)

NHKが戦記物漫画を紹介

マンガ

漫画ペリリュー ─楽園のゲルニカ─
ペリリュー島で第二次世界大戦当時、米軍のステールメイトII作戦により日本軍が玉砕した。
ゲルニカとは無差別爆撃
日本陸軍兵達は米軍の戦車117輌、航空機1800機の攻撃を受け、ロクな武器もなしに戦い ほぼ全滅したのだった。

戦記漫画と言えば極左漫画家 水木 しげる の漫画作品”総員玉砕せよ”は実際に戦争に参加した漫画家自身の経験によって描かれた。

ところが漫画ペリリューは武田一義 / 平塚柾緒(太平洋戦争研究会)が過去の記録等でペリリュー島の戦闘を漫画にしたもの。
絵柄はホノボノ系なので何やら漫画のらくろ を読んでいるような違和感があると言えば言い過ぎか。

どっかの小学校教諭などは「この漫画を読んで感想文を書きなさい」などとヴァカげた宿題を出すのではないだろうな。
戦争当時、孤島への食料、武器弾薬、医薬品の補給は困難を極め輸送船が次々撃沈される中、駆逐艦の甲板に物資を並べて輸送する有様だった。
日本海軍は輸送部隊に護衛を付ける程度の知恵もなかったのだから驚きである。
米軍の潜水艦が非武装の輸送船を次々撃沈している中、日本海軍は米軍の艦船撃破以外の考えを持っていなかった。
このため日本海軍の潜水艦は輸送船を後回しにして、常時 戦闘艦ばかりを付け狙った。

また開戦当時、日本軍の暗号は士官が捕虜になった際に資料とともに奪われたため、米軍に筒抜けだった。
その事を日本海軍は薄々知っていたが、士官が捕虜になっていた話を隠したため古い暗号をしつこく使い続けたのだった。

これで戦争に勝てるはずもない。