【お話】みなさまに、熱と光がありますように
ちょっと黒猫を気取ってみました。雪が降っても、みなさまに熱と光がありますように
もらったステキコーデ♪:9
しんしん冷える、十二月。
太陽の力が日々、弱まって、
地上に届く熱や光が、小さくなってゆく。
光をともしましょう。
熱と光を分け合うために。
みなさまに、みなさまの内側に。
命の炎が吹き込まれ、
熱と光がありますように。
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冬至が近くなりました。昼が短くなり、夜が長くなります。
この時期から一月にかけて、北半球の国々では、光や熱、炎をテーマにしたお祭りがあちこちで開かれます。
弱ってゆく太陽に、感謝とともに、
長く暗い冬の時期を、乗り切るための、熱と力を願うお祭りです。
大きな焚き火をたいたり、キャンドルをともして行列をしたり、
いろいろな形がありますが、
冬という季節の中で、もう一度、
生きる、とはどのような意味を持つのか。
命とは、何なのか。
そのように自分を見つめ、自分のこれまでを振り返る。大切な時期ともされました。
季節に夏と冬があるように、
人間にも、にぎやかに楽しく過ごす時間と共に、自分自身を見つめる、静かで孤独な時間が実は、必要です。