さんた

12がつ5にち

日記

このところ、とある問題が

それは、

お酒の減りが早い ってこと

寒いから?

にゅーー


さて、今回はこんな記事を

、、、サンタは子供の頃のハグって多かったのかなぁ

以下、抜粋記事ですので、興味ある方はHPのほうをお読みください


https://indeep.jp/holding-infants-can-affect-their-genes-eternally/
赤ちゃんは「抱っこ」など肉体的接触を数多くされるほど「DNAが良い方向に変貌する」ことをカナダの研究者たちが突き止める。その影響は「その人の健康を一生左右する」可能性も

赤ちゃんの一生の健康は、人生の最初の頃の「親との肉体敵接触」で決まる

今回は、カナダ最大の大学であるブリティッシュ・コロンビア大学の医学部が発表した研究について、そのニュースリリースをお伝えしようと思います。

その内容のテーマは短く書けば、

「赤ちゃんをたくさん抱っこするのとしないので(肉体的接触が多いか少ないかで)、赤ちゃんの遺伝子に大きな差が出ることがわかった」

というものです。特に、「体の免疫と代謝に関係する DNA 」に明らかな差異が出ることがわかったのでした。

研究は、生まれて五週目の赤ちゃんの親たちに、子育ての中での記録をとってもらい、赤ちゃんの様々な感情や状態、そして、「どのくらい親と肉体敵に接触していたか」ということを記録してもらうところから始まりました。

そして、「その4年6ヶ月後」に、成長したその子どもたちの DNA を採取して調べたところ、

「親との接触の時間の差が、DNA の生物学的的な優劣と比例していた」

ということがはっきりと示されたというものです。

「5週目の赤ちゃんの時に、たくさん抱っこ(肉体的接触)された赤ちゃんのほうが生物学的に優位な遺伝子だった」と。

これは、ブリティッシュ・コロンビア大学の医学部小児科において、「早い時期からの健康のスタート」というものは何ということで調べるプロジェクトでわかったことだそうで、「これが医学的にわかったのは今回が初めて」ということだそうです。

さらには、他の動物類での実験などと照らし合わせた時に、「この子どもの時に生じる DNA の差異は、その人の健康に一生影響するかもしれない」というところにまで可能性が及んでいます。

つまりは、「自分の子どもをできるだけ健康にしたのなら、生まれてすぐの頃に、できるだけ肉体的接触をたくさんもってあげること」ということになりそうなのです。この「健康」には、肉体的なものだけではなく、精神的、心理的な健康も含められます。

まあ・・・普通の感覚では、「赤ちゃんをたくさん抱っこしたほうがいい」なんてことは、なんというか、医学的にどうだこうだ言われなくてもいいことのような気もするのですが、しかし現実として、特に最近の日本において、「子どもへの愛情の欠如」というようなものが増大しているようにも見えなくもない面はあります。

これは単純にデータの数値だけで語ることのできるものではないとはいえ、たとえば、日本の児童虐待の件数は、下のように過去 20年くらいで何十倍にもなっています。

いろいろな事情があるだろうとはいえ、この最近数年間だけでも「数年で倍のペースで増え続けている」というのは、やや問題のあることのようには思います。

人の人生を非難することはできないにしても、どうしてこんなことになっちゃっているのだろうなあという疑問は感じます。

そして重要なことは、今回のカナダでの研究が示すことは、「人生の最初の時の親からの愛情が、その人の体をずっと支配する」ということでもあります。


エピジェネティクス的に変転し続ける子どものDNA

人間の DNA は、ある程度の大人になると不変なのかもしれないですが、子どもの頃は「変化し続ける」ことが最近わかってきています。

今年5月には、アメリカ・ノースウェスタン大学の研究者たちが、「子どもたちの DNA が《子どもの頃に過ごす環境で変化する》」ことを発見しています。

難しいタイトルですが、幼少時に肉体的・精神的に苦しい経験をした子どもたちと、そうではない子どもたちとの間に「 抗炎症などに関与する DNA の変化の差異がある」ことが明らかとなったというものです。

子ども時代の苦しい経験、つらい精神的経験は「良くない変化」を与えることがフィリピンでの大規模調査でわかったというものでした。

ここでいう「変化」というものは、「曖昧なものではない」ということに注意していただきたいです。つまり、 DNA の変化を伴っているわけですから、「その人の体が根本的に変化した」ということなのです。

こういう研究が今いろいろと出ていまして、結局、遺伝子科学が明らかにすることは、子どもに対して最も大事なことは「親や周囲の人間からの愛情」であり、そして今回のブリティッシュ・コロンビア大学の研究は、その中でも、

「生まれてすぐの赤ちゃんをたくさん抱っこすることが、その子どもの人生を健康にする最大の要点」

だということがわかったということになります。

この研究が進めば、たとえば病弱で生まれて、お母さんが赤ちゃんを抱っこできないような病院の環境などがあるとすれば、それを改善することで、良くなるというようなケースも出てくるかもしれません。

そして、これから赤ちゃんを生むことになるような方々は、赤ちゃんが生まれて最初に頑張ることはそれだけ、つまり「たくさん抱っこしてあげる」ということが、その子の一生の健康に最も影響することだと認識していればいいということなのではないでしょうか。

こういうようなところにまで到達していて、そして「実際に生活に役立つ」というい素晴らしい医学もあるのですから、今後もいろいろと医学の良い面が世にたくさん出てくるといいなと思います。

ちなみに、過去記事の、

「革命」(3) – 革命的行動の最上位は「子どもたちへの無条件の愛」を獲得した社会に戻すこと
 In Deep 2015/07/12

というものの中に、「死ぬほど愛されて育った子どもは、将来きっと同じように子に接する」というセクションがあり、まあ何といいますか、愛情が次の世代の愛情をもたらしていくというようなことを書いたのですが、このことは、「健康を次の世代にもたらしていく」ということでもあったのだなあと今思います。そして、その逆の社会は、「不健康を次の世代にもたらしていく」と。今の時代がどちらに近いかはわかりませんが、未来を考えますと、なかなか切ないものがあります。

そういえば、その記事に「当時の外国人が描いた江戸時代のお父さんの絵」というものを載せまして、下がそれですが、江戸では(暇なお父さんが多かったせいもあるのかもしれないですが)いたるところで、こうやってお父さんが赤ちゃんを抱っこしていたようです。

「乳幼児を抱っこするかしないか」は、その赤ちゃんたちの遺伝子に影響する