脳活日誌1004号
曇り空。天気は下り坂。
今日は読書会の日なので、じっくり考えている時間なし。
これでお終い。また、明日、よろしくお願いします。では、出発です。
今日は読書会の日なので、じっくり考えている時間なし。
これでお終い。また、明日、よろしくお願いします。では、出発です。
<追記です。>1日遅れで書いている。読書会では坂上弘の『台所』を読みました。内容は母親の介護をテーマにしている。母親の食事を作るために主人公が台所でいろんな料理を考える。料理だけでなく、介護だから、母親を風呂に入れ、母親の裸を観察する場面なんかを描いている。介護をすれば、誰でも直面することで情景としてはありふれたことなのだが、何か感じることがあるのだろう。作者は一種の感動をもって入浴場面を書いている。
筆者も母親を風呂に入れたが、しっかり支えていないと、ひょろついて転倒することも考えられるので大変気を遣う作業であった。もう他界して8年になるから、心地よい思い出になっているが、これから、どんどん高齢化が進んで行くと、認知症と闘いながらも、風呂だけは入れてやらないといけない。入浴業者があって、車に入浴設備を備えて、家庭を回っているケースもある。けれども、手間がかかるが、出来得る限り家族ができれば、これに越したことはない。生まれたばかりの赤ん坊の時は、誰でも風呂に入れてもらっていたわけであるから、老化して赤ん坊帰りするようなものである。入浴させながら、会話をするのも介護対策として大切である。家族だから仕方なくしているという意識でなく、この気持ちになると義務感が強まり、何で私がこんなことをしなければならないのか。他の兄弟は何もしてくれないとなる。だから、介護は仕事と考えればいいのである。仕事なのだ!