脳活日誌1014号
東大寺法華堂へ。
法華堂は三月堂とも言われている。12月の時期、下旬頃に必ず参拝している。ブロブで何回か書いているが、法華堂の不空羂索観音様へ挨拶に行くのである。仏の御利益というものが、どんなものなのか分からないが、行ってきたというだけで落ち着くから不思議である。参拝がすむと、隣の二月堂へ向かう。このお堂はお水取りの行事で有名である。お堂を一回りして、石段を下りると大湯屋のある建物があって、この横に鐘楼へいく石段を登ると、行基堂がある。この横に念仏堂があって、この念仏堂へ母親と一緒に何度も来たことがある。この念仏堂で戦没者遺族の慰霊をしていたこともあって、健在であった母との思い出があるからである。さらに鐘楼から石段を降っていくと東大寺の本堂へ出る。朝から大勢の参拝客でにぎわっていた。
大仏殿を目指す観光客がいっぱいであった。大仏さんの吸引力というか、力の偉大さを感じさせる。確かに巨大な廬舎那仏の姿を見ると圧倒されてしまう。千三百年前の想像力に敬服させられた。