体調は可なり悪い。
熱を下げる為に子供の頃、
親がやってくれた民間療法をやってみる。
要するに熱で体の中の菌を殺すやり方なんだろうけど。
ストーブの近くに脚立を二つ置いて其れに布団をかけて壁を作る。
で、頭が馬鹿になると行けないので氷嚢を入れた袋をおでこにタオルで括りつけて
私はすまきのような状態で布団の土手の部分にころがさえる。
もの凄く熱いので気を失うがその間にうっすらとした記憶で
頭の氷嚢を変えられるのと水を少し横飲みで口に入れられて
、大人二人がかりで素早く来ている物を変えて
素巻きにされて放置。
どうもその間に汗びっしょりの衣類を目に変わらぬ速さで変えられるが
半分気を失っているので記憶にない。
で、二回目の汗びっしょりの衣類を変えて冷たい水をコップでごくごく飲まされて
布団に戻されて、目が覚めた時は熱が下がっていて
1cmに切られて居てとろとろに卵と煮られているうどんとか
プリントか、5mm四角の小さなチーズとハム。
其の他に後で解ったのだが取りの骨の出汁で取ったスープの細かいとろとろ野菜のはいったスープ。
で、何と其れを食べきるとアイスクリームが小皿にスプーンで載っている。
其れをちらつかされて必死でそれらを食べてアイスクリームを食べる。
全部好物だったので夢のような食事だった。
で、此の老婆の無い頭で考えて貼るホッカイロを5つ位あちこちに張り付けて
汗びっしょりにして着替えてとやってみるのだが、
着替えも自分で用意をしなければならないし、
パンツもシャッツも普段から其々の所にしまう癖が付いているので
其れを濡れた下着の状態で取りに行っている間に寒くてがたがた震える。
どうも事前に恵沢的準備が必要で在って
其れまで頭が回らない程弱っていると言う事らしい。
色々な事が無能化になって来ている様だ。