タケシの武勇伝…(9)
大きな洋館が敷地の真ん中にデーンと建っていた。
洋館の前には大きな庭があり、真ん中にはこれまた大きな噴水があった。門から入ってきた車は、庭を囲むようにめぐっている砂利道をまわって玄関前に止まるようになっていた。
…おいおい、ここはゴルフ場かよ!
こんなことを考えつつ、ペンギン服じいさんに先導されたタケシは、もの珍しげに目をキョロキョロさせていた。
ようやく玄関前にたどり着くと、ペンギン服じいさんが玄関の天井からぶら下がっている白いロープを引っぱった。すると、一呼吸あって、大きな扉の片方が音もなく開いた。
「どうぞ…」
ペンギン服じいさんは中へ入るようにと手を伸ばした。
…ホントにこんな家に住んでるやつがいるんだ!
中に入った時、タケシは最初にこう思った。
※※つづく※※
…もう寝ます。
咲
2009/10/02 09:36:10
ペンギン服とは、絶妙に特徴を掴んでいますねタケシ君。
あんまり大きなお宅を見ると、小市民の私は「管理が大変そう…」なんてことを思ってしまいます。
kuro
2009/10/01 11:55:05
そろそろ何かが起こりそう・・・・
楽しみにしてるね!
ゆちゅん
2009/10/01 10:00:45
いいなーあそんなお家☆
ゴキブン
2009/10/01 06:34:11
ペンギン服じいさんは金持ちですね。
そんな金持ちになりたいです。
スイーツマン
2009/10/01 05:25:30
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ちょろちさんが入会されました。よろしくお願いします。
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