kiri

神がいつく島の物語

日記

日本三景といえば松島、天橋立、安芸の宮島。
大きな港が近くにあり、弁財天が祭られていて、一大遊郭があり、一直線上にあるのが日本三景なんだよね。名勝地なんだけど交通の便はあまりよくない。
いろいろ理由はあるけれど今回はそんな話ではなくてね。

動物はほとんどの場合怖くないし、身近にいるものなら平気だ。熊もオオカミも猫科の大型獣も決して縄張りには踏み込まない。山のフィールドワークで出会ってしまったら域を超えたという覚悟もしている。自然に近づくというのはそういうことで、彼らは彼らのルールで生きているのだからこちらもルールは守るべきって思っている。

でもね、鹿だけは別だ。彼らは獣で乱暴者だ。彼らのルールで生きているとわかっていても小学生の頃に目の当たりにした恐ろしい鹿はトラウマになっている。

小学生の頃、船を下りて参道を拝殿へ向かっていたとき、テレビでしか観たことがない海の上の神殿に入ることでわくわくしていた。カラスがいるところより手前だったかな。海の近くのベンチで小さな子どもがお弁当を広げていた。近くに二頭の鹿がいて、頭を下げながら近づいてきた。

今なら野生の鹿がいるところで人間の食べ物を広げるのが悪いってわかるよ。でも鹿のイメージは子鹿のバンビでかわいい動物だったからね。

頭を下げてもお弁当をもらえなかった鹿は、子どもが背中に隠したお弁当を奪うために獣が餌を奪うように激しく子どもを蹴り続け。泣き叫ぶ子どもが親に助けられている間に二頭がお弁当を食べあさって。

野生だから鹿はコントロールできませんって神職さんが言っているのは聞こえたけれど、鹿の言うことを聞かないとあんなに乱暴されるんだってホントに怖かった。

草食動物でも生きるためには人間を蹴落として奪っていくんだよ。ってことだね。理屈はわかっても幼少期の記憶を書き換えられないってつらいね。。。



#日記広場:日記

  • kiri

    kiri

    2019/06/27 16:33:19

    >わかばさん
    こんにちは^^
    私は山の上の神社まで上っていくこともあるから、熊に遭わないように熊鈴をつけてラジオを鳴らしながらあがったりもします。それでも出会い頭になってしまったら絶対に叶わないし、助けは間に合わないですからね。野生の領域に入るのはそれくらいの覚悟ですね。
    浦沢直樹「MONSTER」では、天才外科医の天馬賢三が治療して生かしてしまった子供が殺人鬼となってしまったというお話で、子供をずっと追いかけ続けるって話でした。医者は目の前に助けられる命があるなら助けてしまうのでしょうね。
    少なくとも私はふらふらになっている野良猫は助けます。「砂漠」で「全部助ければいいんですよ」って言われた通りですね^^

  • わかば

    わかば

    2019/06/26 22:12:07

    こんばんは^^
    ↓下の皆さんのコメントを読んで、ああ奈良公園では鹿に襲われるのが普通なのね、と
    妙に納得した次第です。^^;

    kiri さんの記事では「山のフィールドワークで出会ってしまったら域を超えたという覚悟もしている」
    という一文に共感を覚えました。
    鹿だから、クマだから、人間だから、というのではなく、あらゆる生き物が
    それぞれ安心できる距離を保つというのが大切なことなのでしょうね。

    ところで私は手塚治虫の「ブラック・ジャック」が大好きなのですが、その中にも
    人間と動物の関係や距離を問う作品が多くあります。
    弱っていたシャチを治療してやったのが、実はそのシャチが人間を襲っていたと聞き……。
    BJは「もう治せないんだ」と懊悩します。結局シャチは死んでしまい、BJの心に深い傷を残します。

    人間が動物(あるいは自然)に関与するとき、どこまでは許されてどこからはイケナイのか。
    奈良公園の鹿は撃ってはいけないけれど、山を荒らす鹿は撃ってもよいという根拠は何か。
    目の前でフラフラになっている野良猫に餌をやるのは是か非か。

    考え始めるとキリがなく、またこれが正解!というのもないのでしょう。
    その場その場で、相対した生き物が1対1で考えなくてはいけないことなのだろうと思います。

    いつかkiri さんのトラウマが癒えますように。(-人-)

  • kiri

    kiri

    2018/02/02 13:41:38

    >子猫☆12さん
    ホントに恐ろしかったです><
    でも蹴られた小さな子どものほうが怖かったでしょうね。。。
    鹿せんべいは鹿用なので塩加減もほとんどついてないでしょうからね^^おいしくないかと^^;;

  • 子猫☆12

    子猫☆12

    2018/02/02 13:27:44

     お、恐ろしい・・・(><)鹿さん・・・。
     因みに私はこそっと鹿せんべい(買ったもの)を食べてみました。
     味は・・・(><!)美味しくなかったです。

  • kiri

    kiri

    2018/01/31 14:25:47

    >せいれさん
    東北の山は毎年熊の被害があって、注意を呼びかけていますがなくならないです。
    地元で言われているのは山菜採りにいくときにコンビニのおにぎりやお弁当を持って行ってそのまま捨てて帰ってくるから味を覚えたということですね。
    祖父に山歩きを教わったときは食べ物は遭難したときに非常用のチョコレートだけ(乳製品NGだけど非常用なので><)、水はかならずと教わりました。あとは山の中で全部足りると。
    宮島の鹿も人間に近すぎるから人間の食べ物を覚えてしまったんでしょうね。蹴られた子どもたちはかわいそうだけど動物は言うことを聞かないって経験した方が動物に対してリスペクトができる気がします。
    せいれさんも鹿に囲まれたんですね><子どもは怖いもの知らずなのでどんどん近づくけど動物は自分が一番ですからね^^怪我がなくてよかったです^^

  • kiri

    kiri

    2018/01/31 14:16:47

    >鉄火丼さん
    奈良公園で写生大会したら大事ですね。
    鹿に食べられたから出さなくてもいいのかなあ。

  • kiri

    kiri

    2018/01/31 14:16:06

    >Lilyさん
    草食動物だからおとなしいわけではないんですよね。勘違いしがちだけど、馬も牛も象もキリンも人間よりはるかに強いですからね。奈良公園の鹿は人間と共生している野生動物で人間に害されないことを知ってますからね。。。娘さんも怪我がなくて幸いでした。
    野生動物と接するときはときちんと説明されたはずなんですが、子どもは忘れちゃうんですよね。中学の修学旅行で奈良公園へ行って小学生時代の宮島が思い出されて遠巻きにしてました。。。

  • せいれ

    せいれ

    2018/01/31 09:05:50

    おはようございます。Kiriさん。

    そうですね。
    ここは、人間だけが生きている世界ではないし、その土地その土地で生きている
    動物と人間の間にはm縄張りやそれに関するルールは昔からありますよね。
    最近は、なんでも人間が邪魔だとかこの習性が嫌という理由で、なんでも排除して
    要る様な気がします。人と人でも。。。

    住処を追われて人のいるところに降りてきたのか?
    ここには食べ物が豊富にあると学んで、人の住む場所に降りてきて順応してしまったのか?
    こちらは箱根や丹沢が近いので、理由はよくわかりませんが、町の近くで野生動物の姿を見る事が
    増えています。
    あ!鹿だ。猿だ。と姿を見つけて、偶然の遭遇に喜んでいる方もいますが・・・
    目に見えない変化がそこにあって、野生動物と人の生活の境界が交わっているのだと思うと
    怖い気がします。

    わたしも鹿にトラウマがあります^^;
    忘れもしない小学校4年生の時。
    電車の移動時間に少し間があって、8時頃の奈良公園で3~5頭くらいの鹿にシカ煎餅を
    上げていたら・・・あちこちから群れが走ってきて、囲まれました。
    幸い、彼らはKiriさんのお話の鹿さんのように襲ってきたりはしませんでしたが。。。
    右に左にどつかれて、鹿の海に放り込まれて溺れたような感じとなり怖い目に会いました^^;
    当時、まだ子供だったので自分の背もなかったので、鹿が大きく見えて。。。
    今でも、たとえ愛想よく近づいてきても柵が無いと鹿は怖いです><

  • 鉄火丼

    鉄火丼

    2018/01/31 06:09:19

    鹿は危ないッスよ。
    奈良公園で絵を描いてたら、画用紙食うんだぜ。

  • ❀Lily❀

    ❀Lily❀

    2018/01/30 22:54:46

    怖いですね~。子供たち、海に落とされなかったことが、不幸中の幸いでしたね。

    娘が小学校の社会見学で、奈良へ行ったときのことです。
    もっていたパンフレットを鹿にかじられ、綱引き状態になり、数頭が加勢したので
    引きずられてパンフレットを手放したとか・・・。
    一つ間違えばケガをするところでした。

    いくら草食といっても、身体の大きな動物は、力があるので怖いです。