脳活日誌1046号
今年初の雪景色。
朝起きて、庭先を見たら、雪景色。積雪1センチ。思わず写真に撮っておこう。こう思って、アイパットを取りに行った。雪国は除雪に大変なのに雪景色に見とれている場合ではないだろうと反省するばかり。何事も、可愛らしく、美しい限りにおいては愛おしく感じるが、過ぎたるは、害になるのが雪だろう。自然は、自己調整してくれないのが最大の欠点である。奈良のお水取り行事が終わらない限り、春は来ないと昔から言われている。二月の下旬ころから本格的な寒行が始まるから、あと一カ月くらいの辛抱だろう。春の芽がいたるところで出番を待っている。
昨日は和歌山県の紀伊田辺から随筆集『土』の雑誌が届いた。季刊だから3カ月に一度発行されている。私は県外なので投稿させていただいている。随筆は身近な出来事を文章にするので、視点の違った風景を読むようで雑誌を開くのが楽しみである。自分の関心事を文章にしていくのは思考の活性化を促す。ニコッとのブログも同じことで、自分の思いを文字に編み上げていくのは脳の活性化に必要である。
今日は定例の読書会の感想文を書こうと思っている。テキストは上田三四二氏の『祝婚』である。作者は医者で、医者という忙しい仕事の中で文芸活動においても幅広く活躍された方だが、自分を支えてくれた奥さんに対する感謝の気持ちが滲み出た作品になっている。これを感想文として、どう纏めようかと思っている。感想文以外にショートテーマとして『ニンニク』という題で何か文章を書かなくてはならない。短編の小説でもいいのだが、なかなか小説にするのは厄介なので、みんな雑文しか書いてこない。
天気は青空である。朝、積もっていた雪は溶けてしまった。残雪は建物の影あたりだけである。北陸や東北では大雪になっているらしい。除雪が大変だろうが、皆さん、怪我無く、本日は安全に一日を過ごしてください。