ごま塩ニシン

脳活日誌1061号

日記

   昨日は疲れました。
 奈良県桜井市初瀬にある長谷寺へ行ってきた。このお寺が好きになってしまった。ご本尊の十一面観世音菩薩がいいのだ。お寺に参って、こんなに迫力を感じる観音様は珍しい。3月1日から観音様を描いた大画軸が開帳されている。観音立像を紙本著色して原寸大に描いたもので、縦1646.6センチメートル、横622.6センチメートル、重量125.5キログラムという巨大なものである。これは数字に書いても、実物の迫力を伝えることはできない。この長谷寺に参るのは、これで三回目だが、参詣すると、またきたくなるという不思議な魅力を持っている。

 実は長谷寺の参詣する途中に長谷山口神社がある。この神社の由緒記によると、この地域の「磯城嚴橿原の本」(しきいつかしのもと)に約八ケ年天照大神が祭られていたというのである。神社の入り口に鳥居があるが、この前に碑があって、磯城嚴橿本宮伝承の地と記されている。つまり、伊勢神宮に天照大神が祭られる前には、この長谷山口神社に祭られていたという伝承なのである。これは古代史ファンであれば、たいていの人が知っていることであるが、なかなか参拝する機会がなくて、やっと昨日参拝することができて、一安心しているところである。

 というのは長谷寺に行く場合、階段が多くて時間がかかるから、帰り道は名物の草餅を買って、近鉄の長谷寺駅へ急いで急峻な坂道を登っていくのが精一杯であった。昨日は家を早く出たから、時間に余裕ができて、やっと元伊勢神社と言われる長谷山口神社に参ることができた。これで安心である。もう一度、古代史を読み返してみようと思う。

  • 藍梨★

    藍梨★

    2018/03/10 07:46:54


    毎日お疲れ様です!
    最近神様を信じていない方が多いので
    こうやって神社へ行ってくれる方は
    本当に嬉しく思います。。(*´ω`)

  • アメショ

    アメショ

    2018/03/08 06:20:11

    まー今やお寺や神社や。

    お守り?
    おみくじ?
    そして「御朱印あつめ。」