ごま塩ニシン

脳活日誌1073号

日記

   八重桜が開き始める。
 庭の八重桜が開花し始めた。例年より2週間くらい早い。今年は全般的に気温が上昇しているので桜も戸惑いながら開花していくのだろうか。今日は百円ショップでガムテープを買ってから、散髪してきた。頭がスカーッとした。

 昨日はワードの文章が送信できなくて困ったが、ノートンに電話すると中国の大連につながって、親切に修復操作を教えてもらい、思い通りに文書を送信できた。私のパソコン操作は勉強してやっているのではなく、まったく適当に間違いながらブラッシュアップしていくタイプなのである。ジグザグ人生に相応しいやり方なのだ。それでも少しずつ身についていく。これで十分である。

 こうした傾向は性格からきている。ファジーなのである。キッチリできない。これは棺桶まで背負っていく、因果な宿命だろう。だから、完璧主義者ではない。普通人なのである。学業成績なら真ん中タイプである。優秀な人間は、まず記憶力がずば抜けている。この記憶という能力は社会生活のすべてに影響する。一回では覚えられない。何度も何度も、繰り返さないと覚えられない。この手の人間は要領が悪く、進歩が遅い。努力の積み重ねをしないと成果が出てこない。

 これは卑下して言っているのではない。記憶のいい人間は絶対にいる。記憶の悪い人間も絶対にいる。何も差別的なことではなく、記憶能力の差は社会生活の面で微妙に影響している。残念ながら、この事実には拝跪するしかない。けれども、これは劣等感ではない。じっくり時間をかけて覚えた知識は、料理をコトコト煮込むように味のある成果を引き出せるものなのである。時間をかけて覚えた知識には濃厚なスープの雰囲気が出てくる筈である。このように思って、自分の頭を一人、なでなでしているのである。苦笑のニヤリ( ̄▽ ̄)である。決して悲観しない。強い人間になろう。