天使の棲む街

くりす

日々の事やら趣味の事、たまに気まぐれに短編詩とか徒然に…。

願わくば来年も一緒にこの花の下で

人生

数ヶ月前に悪性腫瘍が見つかった知人と、
先日お花見に行ってきました。

お寿司や甘酒とかお茶を買い込んで夜桜見物に某公園へ。

桜は咲いていたしぼんぼり?はあるのに、灯りがついていなくて
どうしようかと思っていたけれど、
一区画だけライトアップされた桜がある場所があったので
そこでご飯を食べながら話をしたり写真を撮ったりしました。

知人の病状は月に何度か抗がん剤治療しており、
ある程度がん細胞は小さくなっているので、
今ドックで検査しても数値的には引っかからない程度らしいですが、
ちょっと珍しいタイプのがんで簡単には外科手術できないらしく
完治させるにはかなり険しい道のりのようです。

それ故に、私がどうしても今年のウチに一緒にお花見したかったので
無理を言って忙しい中、お付き合いして貰ったのです。

仄かな灯りに浮かび上がる桜を一緒に見ながら
願わくば来年もこの桜を一緒に見られる事を祈りつつ…。

  • 吉春

    吉春

    2018/05/01 12:47:30

    今日は、広場からです
     明かりに照らされた夜桜、我が子を想うがごとく吐息が聞こえてきそうですね。

    照らされた
     灯りのもとに
      散るさくら

     その身を憂う
      吐息にきこゆ

    来年も知人様と共にありますように

  • りら

    りら

    2018/05/01 02:00:20

    お友達が完治しますように(-人-*)