セカンド

等しいもの

小説/詩

僕の心の中に生まれる
愛や喜びや憎しみや悲しみは


平等な物なのかも知れない



愛が一つ消えた
憎しみが一つ生まれた

喜びが一つ消えた
悲しみが一つ生まれた

光は過ぎ去り
暗闇が落ちてきた

火を灯した
心の海の中に

愛や喜びが
浮かんでは沈んでいた

輝きは失せ
濁っていた

私は二つを
拾い上げた

憎しみを憎まないで
悲しみを悲しまないで

胸の中に
そう聞こえた

私はうなずき
抱きしめた

そっと
そして強く






#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2018/05/08 03:27:16

    奈柚様

    愛より憎しみの方が心への負担が
    大きいからなのでは無いでしょうか

    負の負担は心への摩擦が正の負担より
    多くかかるのでは?

    その意味では生を受けて誕生するより
    死の方が心への負担が大きくなると思われます

    悟りは安らぎを生む
    そんな気がします

    愛は自然に心に溶け込んでくる
    そんな気もします









  • 奈柚

    奈柚

    2018/05/07 21:45:28

    平等であるはずなのに
    愛を感じるより憎しみのが大きく見える
    相対性理論ですかね

  • セカンド

    セカンド

    2018/05/07 09:39:50

    £ゆうな様

    同じ一人の人間に起きる感情は
    やはり同く対等な物なのかなって思いました

    程度の問題はありますけど
    宇宙の中の一人の人間と同じで

    広く無限の心の中では
    同じく小さな問題かなとも

    愛・・・
    人間にとって一番大切な物だと思います

    自分は神は人間が創ったものであると思いますが
    愛は人間が作り上げていくものと思っています

    難しいですね^^


  • £ゆうな

    £ゆうな

    2018/05/06 13:33:23

    憎しみも「愛」の一つの表現ですと
    昔言われたことがあります。

    喜びがあるから、悲しみがあり
    悲しみがあるから、喜びもあるのでしょうね。

    全てを平等に抱きしめられるほど強くなりたいです。


    P.S.
    「愛」の反対は「無関心」と言われました。
    人の心に宿る感情というものは須らく「愛」から生まれたものかもしれませんね