小説『すべて真夜中の恋人たち』
川上未映子 著
『すべて真夜中の恋人たち』を読みました。
タイトル買いでした。
どうも恋とか愛とかいう
フレーズに弱いので。
カバーのデザインもすてきです。
自宅で校正の仕事をしている女性が
カルチャーセンターで出会った男性に
恋い焦がれるという話で。
人との関わりかたとか
おひとり様あるあるとか
「これ、心が弱っているときに読むと危ないかも・・」と
感じてしまう記述が多くて
とくに主人公の
高校時代の体験は
読むのがつらかったです。
けれど終わってみると
孤独だけれど自立した女性の
ビターな恋と
ビターな再生の物語で
「すてきな小説だなあ」と
素直に思いました。
ひらがなの多用とか
フレーズの繰り返しとか
独特のリズム感のある文章が
やわらかさを醸し出していて
ビターさ加減を調整していました。
実をいうと
この作家さんの表現方法が好きで
私の日記の文章
少し真似しています。
音織neo
2018/05/26 20:55:07
途中で読むのが辛くなる話
時々ありますね
でも大概 読み終えると
最後まで読んでヨカッタと思えたりします(´ー`*)ウンウン!
そうなの~(。´・ω・)!?
言われなければわからない
まぁ表現方法が似てても
紛れもなく
この日記はユウさんの文章であり
また、私は好きですょ~(*´ω`)!