まあ、此の歳だからかけるちょっとしたいじめ対策が
ありました。

要するにいじめた奴は卑劣な奴なんだけど。

勿論其の対策にされた私にも被害が及んだけど。

やはりクラスにはカースト制度みたいなグループ訳が自然に出来ていました。

でもまず高校だった事で精神年齢が大人だったのが幸いしていたようです。

先ず派手な目立つグループと頭の良いグループと
更に頭の良いグループから見ると精神年齢が少し低いけど
派手と言うよりはちょっとブスが集まってワイワイと楽しくマイペースで
はしゃぐタイプのグループと大人し目のグループ。

で其の大人し目のグループで一人だけハブが始まった。

先生に言われるまで全く気が付かなかったが
長い事ハブされていたらしい。

で修学旅行では明らかにハブされるのは目に見えていたので
担任は早くから対策を練って居た様だ。

先ず頭の良いグループに仲間に入れる様に頼んだらしい。

と言うのも彼女は少し頭が良く一人図書室から本を借りて来て本を読んで居た。

で一番近いのが頭の良いグループらしかったが、
彼女は其の人達を警戒して彼女から静かに仲間に成るのを遠慮する様な
対応を取ったらしい。

で、次に私達のグループに声をかけられたのだが
其れまでそんな子がいる事も知らなかった位
のんきに私達ははしゃぎまわっていた。

で、彼女の事はよくわかんないしぃ～と言う？？？な対応。

で、担任は頭の良いグループと私達を合わせてなかに
入れて自然に入れる様にしてやってくれとの事で
対応を相談する様にとの事。

で、頭の良いグループから彼女に対するレクチャーを受ける。

で相談の結果大勢で声をかけるより一人が何気に
彼女の興味や趣味の範囲から少しずつ声をかけると言うのが良いと言う。

で、彼女の読んでいる本の話題から入るのが良いだろうと言う
頭の良いグループからのアイディア。

唯彼女達もやってみたが、彼女から自分達を敬遠しているとの事。

まあ、私もこいつ等とは友達になりたくないと思ったけど。

で私達グループでじゃんけんに負けた私が彼女の図書室で
借りた本の頭の良いグループから教えられて読む事に。

苦痛で在りまして、途中で放棄。

で、あらすじを聞く事とまだ読みやすいのを教えて貰ったりと
酷い目にあいながらも何とか彼女と普通に話せるまでに。

虐めの事情は土地持ち位の周りの環境が在れば
良くある話。

遺産相続で身内でもめて、追い出しにかかったけど
彼女が高校を卒業するまで学校が近いと言う事で
居座るのを直ぐに売ってお金にして分配したいと言う
争いで、
彼女を説得する為に拉致みたいな形で親戚の家に
呼ばれて執拗に説得されているのを
彼女の兄と父親が彼女を取り戻しに来た時に
暴力事件が起きて兄が警察に捕まった事が原因。

其の騒動が近隣に伝わって其れを知った人から
大人し目のグループでは兄は事情を聞かれて
直ぐに帰って来たのに前科者のいる家の事は付き合うなと
言う事でハブされたらしい。

で、まあ、争う程の遺産を持っている近隣や身内が居ると
良くある話で、其れほど大騒ぎをするほどの事でも無く。

「ふ～ん」で終わる話ととらえたのが頭の良いグループと
そんな事はよくあることじゃん、で片付けた私達グループ何だけど。

要は彼女が本州の大学に受かれば、其の土地は売る訳で
あの場所から言って、更に土地の広さから言って
其の時は大金持ちじゃん、と言う判断。

要は事情が在って直ぐに其の大金を欲しいと言う親戚と
其れ程急いで無くて、実際はもっと待てば値が上がりそうな所。

「よくある、よくある」と言う私達はとりあえず彼女が無事で
何も身体的な苦痛を得なかった事を「よかったねぇ」と
ふたグループが言うと其の言葉に泣いていた。

そう言う問題だと思うけどね。

で、二つのグループに説得したと言うのが良かったんじゃないのかなぁ。

所が其れが成功すると今度はおとなし目のグループが孤立して行った。

其の中の後で解ったリーダー格の女子が私を彼女から引き離しに
かかった。

詰り私を取り込み作戦に出た。

で、何かの発表で私を自分達のグループに入れたいと言う。

ちょうど人数訳で彼女達のグループが一人足りなかった。

彼女を自分達の所へ戻すか、私を自分達と一緒に何かの発表の
グループに入って欲しいと言う。

で、彼女を戻してもどうせまたいじめるに決まっているので
私は其のグループと一緒に何かのテーマを決めて発表するのに
入った。

中に入ると一切私をハブしてまず私を押さえつけようと言う算段。

大勢の前で大きな声で皆に聞こえる様にちゃんと相談しようと
提案をする。

他のグループにも聞こえているので彼女達は慌てる。

で、考えた末に内容を決める場所を指定して其処で集まってやる事に。

で、其処に行ったが誰もいない。

で、クラス全員が集まった所で私は手を上げて
其れを言って話し合いが出来ないので私一人で
勝手に進めると宣言。

教師は協調を言うが、では教師を呼び出して彼女達が
話を相談すると言う場所に来て貰うが誰もいない。

教師を入れて其のグループで教師の目の前で相談させるが
誰も発言もしない。

どう見ても可笑しいだろうと教師に詰め寄る。

私が彼女達を避けているのではなく、彼女達が私を避けているのだと
言う事を此の馬鹿女日和見教師だけじゃだめで担任も入れて
其の教師に事態を把握させる。

此の女教師は唯おろおろ。

要は解決が貴方の力量で出来ないのなら、
私一人で発表をするのを許可せよと説得。

其れか教師の前で其のグループで全て終わるまでの責任を追えと
彼女らのやり方を見せて彼女達を何とか出来るかを日にちを決めて
教師に説得させるが。

其の教師は私の悪口を散々言われて貴方が悪いの一点張り。

再度では全員を集めて其の教師の前で彼女達がちゃんとやるのかを
責任を持って見届けなさいと言うと逃げ腰。

数人の担任を含めて数人の教師を説得。

過去の虐めの事を担任から聞かされて
次のターゲットが私に来た事も複数の証人を得て
其の女教師はオロオロと私は一人で発表をやる事を納得。

で、新聞社にも行ってJKを前面に出して資料を得て
更に図書室で無く、図書館の資料を其処の司書員から
其の資料が在る本を出して貰う。

で、其の部分のコピーも彼女に探して貰って貰う。

で、短期間で作って其の虐めのグループがやった幼稚な発表とは
段違いの其の女教師が唖然とするのをやってやった。

で、其の虐めのグループに入れ知恵をされた数人の質問に成んなく返答。
更に頭の良いグループが興味津々に食いついての質問にも
資料を出して更に興味ある人には発表しきれなかった詳しい資料を
出しますと言う事で。
凄い拍手で終わって其の女教師の顔は真っ赤。

私の行動力を舐めてかかっていたらしい。

詰り相手が悪いと其の虐めのグループは後で説得されていた。

まっ、新聞の記事についての詳しい説明は新聞社の記者に聞良いと
言ってくれたのが担任で、
其の記者の説明の解らない所は女子高校生なら図書館で調べれば
言ったのが記者なんだけど。

で、図書館では司書員が居るので其れに関しての本のある場所を
聞けば教えてくれると言うので
更にどのページに在っても調べてくれてコピーもくれた。

詰り図書室で調べるのと規模と専門性がちょっとレベルが上な訳。

まあ、担任がターゲットが私に来た事で支援してくれたことも
大きかったのと。

頭の良いグループともともと私が入っていたグループの二つのグループの
連携があったことかな。