のたもた

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ブログふっかーつ!!
そんな訳で、書きたい事を書きます。

それだけです。

前の続き

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つまり、其の虐めの対象が私じゃ無かったら。

机に「死ね」と書かれて
机の中にゴミを入れられて
教科書はぼろぼろにされて
靴は無くなって
体操着も無くなって・・・。

私にはもともと8人だった。

詰り頭の良いグループの4人と元々の友達4人が居た。

そして担任も居た。

もし別の担任だったら。

勿論担任に言われなければ、そんな事が起きていたなど気が付きもしなかったし
きづいても気にもしなかった。

元々一年から中が良かったグループが偶然2年になっても一緒になった。

そして私達のグループは3人はどっちがネアンデルタール人に似ているかと
言い合う程、ネアンデールタール人を教科書で見つけた時に
見覚えがある顔だと思った。

1年の時に其れを見つけて「お前の方が似ていると言いあったので
「ネアンデールタール族」とあだ名を付けられる程だった。

詰りクラスの中の良さ下なのにどっちが似ているかと聞いて回って
呆れられた。

どっちの方がと決められないそうで、どっちもだと返事が来た。

私達は特殊だったのかも知れない。

もう私達より可愛い子は大勢クラスにいたので
居直っていた。

で其れなりに其の時其の時を楽しんで居た。

見栄も張らないし、無理もしなかった。

其れなりに其々が自分に変な自信を持っていた。

其れなりに過去に大きな傷を持って其れを無視して
何かをとっくに諦めていたのかもしれない。

何か解らない物が私達は其れに触れないで
死なないで生きて来ていた。

だから其の位は些細なもんだった。

だから、私は汚かった。髪もぼさぼさだった。
めったに風呂に入らなくて陰口を言われていたが
無視していた。

2年の担任にたまに風呂に入れと言われたくらいだ。

だから私じゃなかったら、私で会っても毎日腕立て伏せを30回
腹筋を50回してなかったら、階段を爪先立ちで上り下りをして無かったら。

此の妙な自信が無かったかもしれない。

私には此の虐めに勝つ条件がそろっていた。

だが、其れが無かったら、かなりきついと思う。

体験してみて、そう思った。

苛めた奴らは其の後に孤立してこそこそしていた。

始めは相手が悪いと言われて其のグループ以外の
私を知っている人から慰められていたが

8人が結構連携が続いたのが良かった。

更に私のカンニングは前の奴を蹴飛ばして見せろと言う
堂々としたものだった。

で、担任も考えて頭の悪い不良を私の前にした。

でお蔭で夏休みの補償を受ける羽目になった。

私は補修に言って其の頭の悪い不良を捕まえて
お前はもっと勉強しろ、おかげで補修になった。
私の夏休みをどうしてくれるんだと詰め寄った。

其れを知った不良の仲間が集まって来たが
嬉しい事に3人だったので喜んで久しぶり暴れて見た。

今までの貯めて居た分を発散させれてすっきりした。

で、騒ぎを聞きつけて来た教師に3人で襲って来て正当防衛を主張。

其れから不良達も手を出さなくなったが
面白く無い事は不良達の方がちょっと美人で男がいた。

世の中は本当に不公平に出来ていると思った。

で何時も私より殆ど白紙の奴を前に置く様になって

私は仕方なしに少し勉強をする様になった。

真面目に授業を聞くようになると日本史も古典も
面白かった。

な~んだ、勉強ってこんなに面白いのかと思った。

すっかり担任にやられていたのに気が付かず
勉強をする様になって成績が上がった。

名前もちょこちょこ上位を張り出されるのに乗る様になった。

不良が私に手を出さなくなって、
頭の良い奴が何気にホローについていて
何事も動じない様な肝の据わった友人がいると
苛めた連中はますます孤立して行った。

其れでも私は苛められる方はかなりきついと言う事を知ったし、
苛める奴の陰湿さを知った。

そして彼女らは誰もが気が付いているかもしれないが
実は弱い奴らなのだ。

彼ら、数人を孤立させれば、すぐに大人しくなる。

上手く虐めを撃退した例を挙げたが
条件がいっぱい整ってなければならない。

だが、苛めた奴を撃退する方法が無い訳じゃない。

其れには担任の力と少なくともクラスで頭の良い奴を
入れた8人位は必要だ。

苛めた奴をいじめられた奴で解決させようとしてもだめだと思う。

またクラスで皆で話し合ってもだめな様な気がする。

綿密な作戦が必要だ。

其れでも無い訳じゃない。其れを知って欲しかった。

色々な物を背負って生きる事を選択した人達が
其れを口に出さず其処に隠して居直っているから
強くて元気な私達グループが出来たのかも知れない。

そして最後まで友達になった苛められていた彼女も
もしかしたら何かを押し殺して生きる事を選んだのかも知れない。

最後は肝が据わって声を出して腹を抱えて笑う様になっていた。

虐めで死なないで欲しいと思う。

そしてそれで死なせる事を教師達もクラスメートも
不快な思い出を作る必要はないと思う。

生きていて良かったと言う傷を背負って生きてる人達は大勢いる。

其れなのに死ぬ必要はないし、死なせる必要もないと私は思う。