黒猫の本棚。

黒猫

本棚。は未読者を意識して紹介してる...つもりです。

未読既読予定は別にして 貴方がどこを魅力に感じるのか、に興味があります。
どれでも過去日記でも一言付けてくれれば、幸いです。 本読まれない方は、それ以外でかまってください。

本棚。114

小説/詩

後宮シリーズ
1「後宮詞華伝 笑わぬ花嫁の筆は謎を語りき」
2「後宮饗華伝 包丁愛づる花嫁の謎多き食譜」
3「後宮綿花伝 予言された花嫁は極彩色の謎をほどく」
4「後宮陶華伝 首斬り台の花嫁は謎を秘めし器を愛す」
5「後宮幻華伝 奇奇怪怪なる花嫁はなぞめく機巧を躍らす」
6「後宮樂華伝 血染めの花嫁は妙なる謎を奏でる」
7「後宮刷華伝 ひもとく花嫁は依依恋恋たる謎を梓に鏤む」
8「後宮麗華伝 毒殺しの花嫁の謎咲き始める箱庭」
著作:はるおかり/由利子

なんらかの理由で結婚した2人だが、いがみあったり興味なかったりで夫婦と呼べない状態から、お互いを知りあって最終的にはラブラブになる王道話。
ハッピーエンドとわかっているから安心して読める。
花嫁の趣味は個々違っていて、1巻は書、2巻は料理、3巻は刺繍、4巻は陶器、5巻はからくり、6巻は舞、7巻は本の出版、8巻は花というようにテーマとなる題材が変わる。

「皇帝には後宮を持たないという選択肢がない」というのが印象に残りました。派閥争いも大変ですね。

こうして並べてみると、最近恋愛ものばっか読んでる気がする。

  • 黒猫

    黒猫

    2018/06/27 13:31:49

    オレンジブランさん
    確かに穏やかではありませんね(笑)

    本書でも皇太子が母親に重傷を負わされ、結果一族の名が消されて皇太子でなくなったりしてます
    権力争いはどこも大変ですね

  • オレンジブラン

    オレンジブラン

    2018/06/27 12:50:45

    包丁愛づる とか 首切り台のとか、
    題名が あまり穏やかでなく ギクギクなのですが、中身は 恋愛ものなのですね。

    あはは。韓国時代劇でも、お世継ぎは 重要~。
    重要なわりに、母親(後宮の女たち)や 重臣たちの 権力争いに巻き込まれて 死んだりする。
    (ストレートに言うと 暗殺とか、罪に陥れられるとか。 ぎゃー。 )