黒猫の本棚。

黒猫

本棚。は未読者を意識して紹介してる...つもりです。

未読既読予定は別にして 貴方がどこを魅力に感じるのか、に興味があります。
どれでも過去日記でも一言付けてくれれば、幸いです。 本読まれない方は、それ以外でかまってください。

本棚。117

小説/詩

「木暮荘物語」
著者:三浦しをん

木暮荘とその近辺に住む人達の短編集。1篇ごとに主人公が変わる。
好きでたまらない女を置いて、3年海外で写真を撮りに出て行った男。
その男に3年ぶりに会い、半年前から付き合ってる彼氏と3人暮らしをすることになった女の子。
70過ぎて燃えるようなセックスをしたいと悩む大家さん
駅のホームに生えた水色のキノコをきっかけにプードルを買ってるヤクザと出会ったトリマー。
夫の入れる珈琲は泥の味がすると悩むフラワーショップの女店長
階下をのぞく会社員の男
覗かれている女子大生は、突然生まれたての赤ん坊を預けられてあたふた。


そんなちょっとおかしな人達の日常を切り取った小説です