脳活日誌1144号
今なお弥生時代。
現代は弥生時代の延長線上にあるといってもピンとこないでしょう。だが、昨今の大雨でため池の崩壊のニュースを知ったでしょう。ため池は稲作の農業用水なのだ。ため池は稲作を維持、継続されている間は不可欠な役割を担っている。ところが大雨が降って、ため池があふれ出し、災害をもたらした。水量調整のダムは、雨量の少ない季節における農業水の貯蔵庫なのである。これが溢れ出た。耐え切れずに水を放水して下流に災害をもたらした。つまり、われわれは弥生時代の延長線上に今なお生活しているということなのである。
米を食べましょうという運動がある。洋酒より日本酒を飲みましょうという宣伝がある。近年、日本酒は海外でも人気を博してきた。米麹やコメの焼酎もある。コメは弥生時代からの継承文化である。この米文化の上に鉄鋼産業や化学の技術が生産力を高める役割を担っているわけである。生活のベースは弥生にあるのである。何を言いたいのか。もっと弥生時代を勉強し、研究しましょうということなのである。カレンダーには仏滅、大安といった六陽星が印刷されたている。これも稲作文化の名残である。各地の祭りも稲作文化の名残を継承している。日本人の意識の根底には弥生意識が淀んでいるということである。現代は弥生時代の上澄み文化かもしれない。
藍梨★
2018/07/14 08:05:38
弥生時代の延長線上かぁ、、
そう言われれば、納得だなぁ。。(*´Д`)
昔とか、自然災害にはどう対処してきたんでしょうかね><。