ごま塩ニシン

脳活日誌1148号

日記

   昨夜も寝室は32度。
 クーラーを入れても29度。クーラーの性能の限界かもしれない。このような暑さは異常なのでニコットの日記に室温を記入して、記録を残しておく必要がある。太平洋高気圧だけでなくチベット高気圧のダブルパンチだと予報士が説明するが、なぜこのようになるのか、理由を詳しく説明してほしい。結論だけを報告されても、川があふれたから洪水になりましという説明と同じではないか。水が溢れる=洪水。高気圧のダブルパンチ=猛暑の連続。こうした説明では素人には分かりません。結果を報告されても、原因が見えてこない。こんな偉そうなことを言えば、バッシングを食らうかもしれない。そうなったとしても、この暑さは解消しないだろう。

 異常気象が社会生活に及ぼす影響について。日本は島国だから、容易には脱出できない。大陸の国では国境線が陸にあるために異常気象で水が出なくなったり、農作物が収穫できなくなると、国境を越えて民族が移動していく。昔はそうであった。大昔は自由に移動できたから、人類は世界中に広がって生き延びてきた。だから、地球は一つという考えがでてくる。今は国境警備が厳しすぎる。それだけ国が軍事力を持って他民族の流入を拒否している。それぞれが自国民を守り、保護しなければならないという意識が強い。これにも一理がある。どうなることやら。どうすればいいのだろうか。こうした問題を常に抱えるようになると歴史の転換点がやってくる。異常気象が常態化してくると、社会制度の転換点になってゆくだろう。国境に柵を設けることによって解決はされない。地球とは何のためにあるのか。国とはどのような役割を担う組織なのか。人類とは何か。平和とは何か。こうした根本が問われる時代がやってくるだろう。