ごま塩ニシン

脳活日誌1162号

日記

   相互確認している。
 何のことですか。相互に月初めにメールを交換し合っている。相手は最後の職場で一緒だった人だ。退職後、ずーとメール交換している。まあ、元気にしているという文章を読むだけだが、それでも毎月のメール交換をするようになって、もう十年以上になるかな。どんな本を読んでいるとか。ゴルフの成績はどうでしたかと言った簡単な内容である。一度だけ大阪の本町で落ち合ったこともあったが、もう、会うこともないだろう。メールの挨拶で充分だ。元気で生きておれば、安心なり。こんな調子で果たして何歳まで生き延びるのだろうか。

 最近は百歳保険というのも発売されているから、これからの人生はしぶとく生きましょうというスローガンが流行るかも知れない。長生きすると年金財政が崩壊するのではないかという不安がある。こうした事態になれば、政府や年金を運営する行政組織の責任問題になる。だから、破綻しそうだが、破綻させられない危機感が政府にあるはずだ。本当に破綻してギリシャのようになれば、国民の怒りは政府及び行政組織に向けられる。議員定数の削減、行政組織の人員削減など内部改革が迫られます。また、利権がらみの行政機構は分割、民営化させられること間違いない。年金財政を破綻させて被害を受けるのは受給者の国民だが、怒りの矛先は当然に政府や行政にむけられ、政権運営者は厳しい局面を迎えることになるだろう。われわれ老齢者は選挙の投票権を正しい方向に投票すればいいわけである。国民は流れを変えられる。