セカンド

光点

小説/詩

黒い無限の空間の中に
私の心は浮いていた

それは銀色の尾を長く引き
彗星のように流れていた

私に手足は無かった
ただ流れるままに進んでいた

何処かへ向かって
息を吐くように

全ての成長が止まるような
究極の寒さの中

私の心は凍りつくことなく
今日も歩みを止める事が無かった

はるか遠くに光点が見える
ただ一点輝いている

私はそこから離れて行くのか
そこへ近づいて行くのかがわからない

無限の彼方からの光点は
あなたの心のように手に取ることはできない

私の心の少しばかりの温かさ
それはあなたから生まれているのだ

凍てつくことはなく固体化することもない
ゆっくりと内を流れている

私は今日も進んでいる
黒い冷たい宇宙の中を

あなたの
その微かなる光点を糧に

私の少しばかりの光を
長い尾に流しながら



笑点ではありません光点です^^
私にとっての光です・・・




#日記広場:小説/詩

  • セカンド

    セカンド

    2018/09/03 01:59:56

    奈柚様

    何かが無いと
    人間として生きていても面白くない?

    でも探さないと見つからないのかも知れない
    目の前に存在していても・・・

    やっぱ
    前へと進んで行かないとね

    でも自分の生き方って
    深く考えた事が無いんですよねぇ~

    そんな暇なく
    生きているって感じかな^^


  • 奈柚

    奈柚

    2018/09/02 23:55:07

    案外
    あの世はこういう世界なのかも
    寒くも暑くもなく
    実体もなく
    自身も光なのに
    違う光を求めている