脳活日誌1166号
商業高校を応援。
甲子園に出場している高校の中で商業高校を応援したい。理由は小生も商業高校出身だからだ。私が卒業した商業高校は統廃合されて、現在は存在しない。敷地は県立大学に変身している。全国的に見て、商業高校が減少しているようだ。こうした中で甲子園に出場してくる商業学校は貴重であり、応援したい気持ちになってくる。商業高校よ、優勝してくれ!商業高校の良さがわかってもらえる。
そもそも大学の商学部や経済学部を卒業したとしても、勘定科目をみて試算表や決算に伴う精算表を正確に作成できる人が、どれくらい居るだろうか?税理士や公認会計士を目指している人はできるだろうが、就職に有利になるために商学部や経済学部を選択している人に会計や税金の実務をこなせる人は、そんなに多くいないだろう。この意味で商業高校の時代から簿記、会計、商法、商業実務(文書作成を含む)、計算実務さらに教育実習で実践訓練を受ける商業高校は貴重であろう。
会計の分からない人間に会社の財務分析や組織管理は難しいだろう。やっぱり、簿記知識は大切である。経済を数字で管理していくことは科学知識である。電子やソフトの知識も大切だが、数字を経営に活かせる能力を備えたい。商業高校よ。頑張れと言いたい。