やっと「お盆休み」の行楽ラッシュが終わりましたーっ！
どあああああ～～～～～～～～～っ・・・・
肩が外れたように、どっと疲れたあああ。
ぐあああああ・・・

昨日の夕方が、疲れのピークでしたねえ、参った。
そんな時に限って、これまた、ゴタがあるのが世の常なんです。
これが限界！というところの、
限界点を狙ったように、ここぞで、もう一度のアクシデント、よくあります。
最悪、あるあるです。

ご宿泊の団体様をお見送りして、
「さあ、ゴミ出しして終わるぞ！このやろ」のタイミングで、
不法侵入者です。
入り込んで、居座って、堂々としたもんです。

ま、もう、慣れましたがね。

スグサマ警察！と通報したところ、
相手の男は、何を血迷ったか、鈴ちゃんのボディを一突き、
（鈴ちゃん、実はガン患者でボディはもってのほかです）
小型ボート出艇用のスロープに思わず、倒れ込みました。

「おまえ、地獄を見たいのだな」
時節柄、お盆で地獄の釜のフタも開いていると聞いております。
そうか、そこへ頭から真っ逆さまと行くか、一方通行で。

わたしの目の前で、鈴ちゃんに危害を加えるなどと、
もってのほかですがな～。
刑事告訴状、30分で書いてきますから、
今晩、取調室から出られると思うなよ。
そこへ、待ってましたの和歌山県警、
何とか事態を、丸くとはいかないまでも、楕円くらいには収めたい。
収めるかいっ！

まあね、なんせね、疲れもピークを越しているのでね、
軽い熱中症にかかっていたのか、
頭の痛いのもハンパなかったです。

ほんとしんどかった・・・

なんで、こんなにしんどいのに、働くんでしょうかね。
Hawaiiに、いりゃあいいのにさあ。
貧乏性って、わたしたちのことかなあ。

ときどきね、ふううう～っと思いますねぇ、
なんでこんな過酷な仕事場に居るんだろうって。
思うんですよ、ほんとに。

だけどね。
こうして、緊急通報をきいて駆けつけてくれるお巡りさんたちや、刑事さん、
もちろん「会員制海洋レジャークラブ」のお客様、
博物館の松野君・・・
みんな、ほんとにいい人たちばかりでね、
仕事してるから、またみんなに会えるんだし、
（警察の人は、呼ばれて、会いたくはないでしょうけど）

昨日はムチャクチャしんどかったけど、
今日、また、こうして仕事しているのは、
…つくづく仕事が好きなんだなあ。

幸いか、幸いでなかったのか、
ピークを振り切っていた疲れは、わたしの集中力を欠乏させ、
「カブトムシの餌を買いに行かないと～」と、
そもそもの用事を思い出させ、
告訴状を書く30分の手間がめんどくさい、
相手も、半泣きで謝って来るので、許してやるか。

鈴ちゃんは、「はよせんと、エサ屋さん閉まるぞ！」

そうだ、カブトムシたちが、今晩、飢え死にしてしまう。
この暴行犯に構っていると、
夜中に、飢えたカブトムシたちが暴動を起こします。
「お盆恩赦じゃ、感謝せえよ」
事態を収めて、カブトムシゴハンを買いに行かねばなりません。

和歌山県警の皆様、
いつもありがとうございます。
もう、あきらめておられるのは分かっていますが、
それでも県民を助けるべく、
こうして駆けつけてくれるのですね、
ほんとうに、ありがとうございます。

え？わかってるなら、電話してくんなよって？

まあ、長い付き合いだし、
夜間緊急訓練だと思って、勘弁して。

全国の皆さん、
和歌山県警は、ほんとにいい警察官、刑事さんばかりなんですよ。
（一人、二人、例外が居ますがね）
ここだけの話、内緒ですがね、
県警では、今、カブトムシを飼うのが流行ってます。
（クワガタを飼っている人もいます）
いい感じでしょ。
殺伐とした事件・事故の多い中、
勤務を終えて家に帰ったら、
カブトムシに昆虫ゼリーを食わしてるところを想像してください。

和歌山県警に、悪いヤツはいない。
（一人、二人の例外を除いて）