うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

彼岸花、白花曼珠沙華…

日記

彼岸花、だいぶあちこちで咲き出した。

こうして、さいているのをみると、
ああ、この花が好きだったんだなあと、
あらためておもう。
好きな花のひとつだったと。
そう、
こんなふうに、季節ごとに、咲く花たちが
好きだったことを思い出させてくれるのだった。

きょう、崖のしたで、しろい曼珠沙華がけっこう
いっぱい咲いているのを見た。
真っ赤な彼岸花が群生していると、
すこし怖いぐらいだが、
(毎年のように埼玉県の巾着田にいって
 そんな群生を見ている)
白花曼珠沙華は、群生しているのを
見たことがない。
きょう見たのも、群生というほどではない。
10本がそこらだろう。
けれども、その姿の群生しているのを
思い浮かべることはできた。
やはり、それはそれで、こわいぐらいだろうと思った。
幽玄というか、しずかな、荘厳なこわさ。

このごろ、アイテム目当てに(笑)日記をかくことが
できなくなったので、ここもサボり気味だった。
あれ、お題があったので、書きやすかったんだけど。

まあ、たまには、こんなふうに書きにくるか…。