うみきょんの どこにもあってここにいない

うみきょん

日々のはざまについて、
地上でみた夢の記憶、
地中で見られた眠りのすきま、
絵画や小説、想像世界、花たちなどについて
静かに渡りを記述しています。

キンモクセイが、最後に地上で星となって

日記

今年はキンモクセイの香りがするなあと

思ったら、ほとんどすぐに
台風がきて…。
台風一過の月曜日、星のようなキンモクセイの
花たちが、たくさん地面におちていて
なんだか、地面にちりばめられた
星みたいだった。
金木犀、漢字でかくと、こんなだけど
金木星と、かくのではないかしらと
いたましい姿に、ぼんやりと思った。
まだ、咲いたばかり、香りはじめたばかりなのに。
公園を通ったら、名前はわからないけれど
けっこう大きな木が根元から折れて
倒れていた。
生たちが、あちこちで、痛かった。
こういうことも、見なければ
いけないのだなと、ぼんやりと思った。