憲兵の村城と社長の加地谷が結託して、立花萬平をジュラルミンの横流しの主犯に仕立てようと画策していたが
眠りの小五郎が事件の真相をとうとうと語ると、物資横流し事件は解決し立花萬平は釈放される。

この後、発明家の立花萬平はDCモーターで、そよ風扇風機を発明するのである。

中国ではドラマのシナリオの検閲が厳しいが、憲兵や社長の様な身分の人間が実は悪人だったという筋書きは必ず潰される。
中国共産党は公務員や政治家、警察などが悪者にされるドラマを決して作らせない。
それならば、どんなドラマだったら作れるのか。
抗日ドラマならば、大抵の場合　問題は起こらない。
このため中国では時代劇のようにしつこく、何回も同じ様な抗日ドラマが作られるわけだ。
残虐で悪辣な旧日本軍が中国の街に進撃すると、まるで韓国軍のように暴虐の限りを尽くす。
そして旧日本軍による中国統治の期間が描かれ、怒りに燃えた中国の民衆と武術家が一斉蜂起。
「あいやー！」
気合一閃、素手の武術家が旧日本軍に突っ込む。
すると今まで強かった旧日本軍の兵士はまるでヴァカ者の集団のように狼狽え、ロクスッポ反撃もできないまま中国の民衆に撃退されるのだった。
そこで私は一体、中国軍はどこに行っていたのだろうと疑問に思う。
恐らく中国奥地にある山々にでも逃げ隠れしていたのだろう。

旧日本軍は中国軍ではなく、ソ連軍に攻められて捕らえられシベリア抑留で奴隷労働に従事し約5万5千人が死亡した。
これらの残虐な行為はポツダム宣言を無視したソ連の暴走であったが、それにも関わらずソ連崩壊の際、
日本政府がロシアに経済援助した事は敵に塩を送るどころの騒ぎではなかった。
経済を盛り返したロシアはソ連と同じく、北海道等に爆撃機による威力偵察を繰り返し北方領土に
ミサイル基地を建設し陸戦部隊を駐留させる事により、いつでも北海道を侵略する構えを見せた。

NHKが戦時中のドラマをヴァカの様に流すが
「また主人公の旦那が召集令状だろう」と予想すると、大抵そうなのだ。
結婚した夫自身が兵役に行かなかったのは　マッサン　ぐらいだろう。
まんぷく　24話では立花萬平は徴兵検査に落ちて兵役に行くことがなかった。
発明家の立花萬平が死んだら　そよ風扇風機の発明がなくなりタイムパラドックスが起き、歴史が変わる。
立花萬平が戦争に行かない事はNHKの意志だったのだろう。

NHKは日本が戦争に負けたから日本が悪いと言いたいのだろうけど敗戦の原因は、資源がない日本が多くの国を相手に無謀な戦争を始めた、その無計画さにあったのではないか。
当初、日本軍は米軍に一撃すれば、すぐに講和になるだろうと甘く考えていた。
しかし現実は米軍の核兵器によって本土壊滅、無条件降伏という敗戦に終わった。
今でもNHKは日本が悪いから戦争に負けたように報じているように思う。
NHKは罪深い。