脳活日誌1241号
資源ごみ、不燃ごみ。
新聞雑誌と燃やせないゴミの日。すべて12時までに収集が終わった。ゴミというのは出すだけでなく、確実に持って帰ってくれたかと収集車が来るまで気になる。ゴミ処理は行政の仕事といえ、もし、この業務が停滞したなら大変である。膨大なゴミの捨て場に困る。災害などで問題になるのはゴミのことである。毎日の消費活動で生きているわけだが、消費と同時に要らなくなった物の捨てる作業が問題である。これがスムーズにいっていることが生活水準なのだろう。昔はどうしていたのだろうか。都市の中で発掘調査などがあると、井戸が重要な遺跡となる。昔の人は要らなくなったものを穴を掘って埋めていたが、穴と言う意味では井戸が一番手っ取り早い。欠けた陶器や日常雑貨の不用品をなど、使えなくなったものを井戸に捨てた。これが後世、歴史資料の時代考証として役立っている。現代は、行政がゴミの分別回収をしているので消費生活の痕跡はゴミとしては残らない。何も残らないようになっている。何か残しておきたければ、壺に詰めて床下に埋納するしかない。こんなことをする人はいないだろう。まあ、生活する時代感覚の違いなのだろう。