うちには、オス猫が１匹いる。アビシニアンに似ているといえば、
猫好きな人には想像できるかな？
　名前はラッキーという。でも、ラッちゃんとか、ラキオとか
いろいろ変えて呼ぶことが多い。
　ラッキーは捨て猫だった。私の母親の職場の庭に７匹捨てられていた！
その中の１匹がラッキーだった。元飼い主は、引っ越して飼えなくなったとかいうふざけたメモを残して、ダンボールに７匹の猫を入れたまま置いていったのだ。しかも、季節は冬だった。１１月の末、夜になるとかなりの寒さになる。
私は母親と捨てられている猫を見に行った。そして、怖さと寒さで震えていたラッキーを選んだ。家に連れてきても、しばらくガタガタ震えていた。それは、２０００年のことだったが、ラッキーは当時まだ３ヶ月ぐらいだと、獣医に推測された。
　あれから８年……立派な？老猫になった。動きが鈍くなり、散歩に出かける回数も減った。しかし、食欲旺盛だ。もうシニアなのに、シニア用の餌を食べず、若猫用の餌を好んで食べる。おい、お前はもうシニアなんだぞ。自覚しろよ～！
　冬になると私や母や弟のベッドにもぐりこむラッキー。ただ、なぜか父のベッドには近づかないww。臭いから？たまには行ってあげて。今も母のベッドで幸せそうに寝ているラッキーなのでした～。（土曜日のにゃんこ風）